【最終回】起業、ファイナンスのために起業家が知っておくべき必修法知識

共有用URL https://everevo.com/event/983
開催日程

2012/02/08(水)19:00 ~ 21:00

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【最終回】起業、ファイナンスのために起業家が知っておくべき必修法知識
~ロジックで理解するベンチャーファイナンス~

【イベント概要】

前回はベンチャーファイナンスのポイントを起業家サイドの利害得失の観点からご説明し、
リーンスタートアップモデルの基礎とこれに沿ったファイナンスモデルについてご説明いたしました。

最終回の今回は、これまでお話した内容を踏まえて、
「実際のベンチャーファイナンスのシーンで、ファイナンス条件について投資家とどのように交渉していくべきか」
についてお話いたします。ベンチャー企業にとって、ベンチャーファイナンスの際に投資家と締結する契約は、起業家のリターンを決める契約であると同時に、会社のガバナンスを決定付ける契約でもあります。そこで、ベンチャーファイナンスの条件を、ファイナンスに関するものとガバナンスに関するものに分けて、それぞれにつきどのような狙いで設けられた条件なのかをご説明した上で、投資家が合理的に期待する利益を確保しながら、どのように起業家の利益や会社運営の柔軟性を確保していくか、という点について、ご説明したいと思います。

ベンチャー企業では、投資家との交渉は弁護士ではなく起業家の皆さん自身が行うことが多いですから、こうしたポイントは起業家の皆さんにこそ理解していただく必要があると思います。
奮ってご参加ください。

※いつもどおり前回のおさらいもありますので、前回ご参加いただけなかった方も問題なくご参加いただけます。皆さま奮ってご参加ください。

イベントの趣旨

日本のベンチャーファイナンスはなぜ起業家に厳しいのか。
起業家が損をしないベンチャーファイナンスを獲得するにはどうすればよいか。
シリコンバレーと日本の両方でベンチャーファイナンス法務に携わった経験から、
正しいベンチャーファイナンスの姿とそのための交渉の仕方について、起業家の立場から解説します。

スピーカーの紹介

弁護士 増島 雅和(日本法およびニューヨーク州法)

M&A、コーポレートファイナンスを専門にする弁護士。
GoogleやSalesforceなどシリコンバレーの有名なIT企業を創業時から支える、
米国を代表するベンチャー法律事務所、ウィルソン・ソンシーニ法律事務所で勤務した経験を持ち、日米のベンチャーファイナンス実務を熟知する。

日本のベンチャーファイナンスの発展のためには正しいベンチャーファイナンスのロジックを起業家自身が理解する必要があるという信念から、情報提供サイト「Startup Innovators」( http://startupinnovators.jp/) を立ち上げ、賛同する起業家や投資家と共に伝道活動中。ナナロク世代の一員として、情報通信技術を用いて世界をより良い場所とするために活動する企業をボランティアで支援する

コンテンツ

19:00 自己紹介
19:10 下記講義内容
1.前回(ファイナンス/リーンスタートアップ)の復習
2.ファイナンス条件の交渉の流れ
3.タームシートの概要
4.タームシートの交渉ポイント
20:00 質疑応答・次回のリクエスト等

【参加者対象】
・すでに起業している方々
・起業したいが最初のファイナンスで失敗したくない
・スタートアップの資本政策に興味がある