リーン・スタートアップ入門セミナー
~実践のカギをにぎる顧客開発について~
概要
新規事業の立ち上げのため新しい経営手法として注目を集めるリーン・スタートアップ。
製品開発と並行して「製品に対するニーズがそもそもあるのか」を確かめる顧客開発を同時に行うことで、
新しいビジネスのスタートアップにあたっての市場機会とビジネスリスクのバランスをとりながら、
最適なタイミングでビジネスを拡大してゆくことを可能にします。
本セミナーでは、リーン・スタートアップの実践上において重要となる顧客開発について、
その教科書である『アントレプレナーの教科書』や『スタートアップ・マニュアル』(スティーブン・G・ブランク著)の翻訳者であり
数多くの事業立ち上げの経験を有する堤孝志氏・飯野将人氏に簡易なワークを交えながらレッスンをしていただきます。
まだ国内では、一部の大学や公的なインキュベーション施設にて限定的にしか受講できない人気講座(リーン・ローンチパッド)を
短時間に体験できる貴重な機会です!
ワークショップの狙い
・スタートアップの立ち上げ手法の新潮流であるリーンスタートアップ(Lean Startup)で、
成功のカギを握る顧客開発(Customer Development)のやり方を身につけ、
科学的アプローチに基づく効率的な事業立ち上げができるようになること。
・既存事業の「実行」と、新規事業の「探索」の違いを理解することで、
スタートアップで気を付けるべきことが分かるようになること。
・自分が考えたビジネスアイデアについて、顧客ニーズがあるのか?
そもそも顧客は誰なのか?何故ニーズがあるのか、どうやってマネタイズすればよいのかが、分かるようになること。
・一人ではなく集団で事業立ち上げのプロセスを実践練習することで、
様々な視点・経験からのインサイト(=なるほどそうかという気づきや学び)を得ること。
特にこんな方におすすめ!
・スタートアップを今まさに立ち上げている方
・仕事で新規事業や新製品開発を担当している方
・既存事業が頭打ちとなり何か新しい事業を立ち上げなければと悩む経営者
・いずれ起業や新規事業立ち上げを目指したい方
・リーンスタートアップや顧客開発モデルに興味があり、本も読んだけど、イマイチよくわからないという方
リーンスタートアップとは:
「リーン・スタートアップ」(lean startup)とは、
アメリカの起業家エリック・リース氏が2008年に提唱した、
起業や新規事業などの立ち上げ(スタートアップ)のためのマネジメント手法のことです。
リーンとは日本語で「ムダがなく効率的」という意味です。
リーン・スタートアップは、事業家の思い込みで顧客にとって無価値な製品やサービスを開発してしまうことに伴う、
時間、労力、資源、情熱のムダをなくすための方法論。
最低限のコストと短いサイクルで仮説の構築と検証を繰り返しながら、市場やユーザーのニーズを探り当てていくのが特徴です。
リーン・ローンチパッド(Lean LaunchPad) とは:
リーンスタートアップの先駆け、
スタンフォード大学准教授のSteve Blank氏が提唱する
顧客開発モデル(Customer Development Model) の実践プログラムです。
国内では、現在、大学やインキュベーション施設での開催が始まっています。
主な内容とタイムスケジュール
13:00 - 13:15 リーンスタートアップがなぜ注目を集めているのか?
13:15 - 14:00 リーン・スタートアップの実践上重要となる顧客開発について基本説明
14:00 - 14:30 ビジネスモデルを仮説検証するためのプロセスと基本ツールの説明
14:45 - 15:30 簡易ワーク1(ビジネスモデルの仮説構築)
15:30 - 16:00 仮説検証のための顧客インタビュー手法の説明
16:00 - 17:00 簡易ワーク2(参加者間での模擬インタビュー)
17:00 - 17:30 Q&A
(進行により30分程度延長する場合があります)
<事前課題>
・本セミナーの簡易ワークで題材にする ビジネスアイデアを1つ必ず考えてきてください。
実際に事業化を考えているものでも、仮想のものでも構いません。
・当日そのビジネスの内容について発表等してもらうため公開可能であること。
秘密にしておきたい等、他人に話したくないものは避けてください。
講師
[講師] 堤 孝志氏
総合商社、シリコンバレーのVCを経て、2003年から国内のVCに勤務。日米・アジアにて幅広くベンチャー投資活動を行う。傍ら個人的な活動として「顧客開発モデル」を中心とした講演、レクチャーを精力的に行っている。東京理科大学工学部卒。McGill大学経営大学院修了。訳書に『アントレプレナーの教科書』、『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)、『顧客開発のトリセツ』(自費出版)、『クリーンテック革命』(ファーストプレス)がある。
[講師] 飯野 将人氏
大手金融機関、米系コングロマリットといった大企業勤務の後、日米複数のスタートアップの経営に参画。その後2003年から2012年まで国内VCにてベンチャー投資に取り組む。2012年4月より西海岸発のハイテクベンチャー、ナント・モバイル取締役副社長に就任。傍ら個人的な活動として「顧客開発モデル」を中心とした講演、レクチャーを精力的に行っている。東京大学法学部卒。米国ハーバード大学経営大学院修了。訳書に『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社) 、『クリーンテック革命』(ファーストプレス)がある。
題材書籍
<題材書籍>
・『スタートアップ・マニュアル』(http://www.amazon.co.jp/dp/4798128511)
・『アントレプレナーの教科書』 (http://www.amazon.co.jp/dp/4798117552)
一部無料ダウンロードができます。
『アントレプレナーの教科書』
『スタートアップ・マニュアル』
参加費
無料!
想定人数
想定人数 30名
(最低催行者人数 5名)
主催
ONOについて
MONO は、3Dプリンタを始めモノづくりで起業する為に必要な設備や起業家向けイベントを通して技術とビジネスの知識を深め、入居者同士のの密なコミュニケーションや情報共有が常に可能なMONOづくりのスタートアップ総合プラットフォームを目指します。
オフィシャルサイト:http://mono.jpn.com/
Facebook : http://www.facebook.com/monostartups
MONOづくりの起業家の為のコワーキングスペース MONO では、
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