講演会 『日本人の食と健康を考える』
3月2日(日) 13ー17時
名古屋商工会議所2階大ホール (地下鉄東山線伏見駅より徒歩5分)
13:30-14:10 講演1 高橋徳 (クリニック徳院長・ウイスコンシン医科大学名誉教授)
「現代医療の問題点」
高度医療技術の普及や新薬の開発に伴い、医療費が増加しその負担が重くのしかかっています。 必要以上の検査や治療が行われ、患者に負担を与えるケースも多々あります。
14:10-14:30 緊急講演 山田卓郎(会社員兼業農家:岐阜県恵那市明智町)
『消滅していく農村集落急増のなかで安全、安心な食料の確保』
先日、近所のおじさんが言いました。うちの孫、同学年の人数が二人しかいないんだわ。」
「はっ!」 としました。少子高齢化が話題となって30年以上経つでしょうか。当時は先の事と高をくくっていました。気付けば真っ只中にいることに殴られた思いです。農村集落の消滅と安全な食料の確保は切羽詰まった課題。さあ、どうするか?
14:30−15:30 講演2 堤未果 (国際ジャーナリスト)
「報道されない食と農の真実と私たちが創るもう一つの未来」
パンデミックや能登地震、コメ不足などの有事の裏で私たちの食と農に、一体何が起きているのでしょう? 子供や家族の健康を、この国を守る術はあるのでしょうか? 大丈夫。知ることで、未来は必ず変えられます。
15:30−15:50 休憩・物販・サイン会
15:50−16:50 講演3 山田正彦(元農林大臣)
「安全な食料の自給を達成するために」
現在の日本の食料自給率は38%ですが、64年前はおよそ80%ありました。なぜ今こうなっているのか、日本の現状をお伝えします。今後どうしたら良いのか。今私たちにできることは?一緒に考え行動していきましょう。
17:00−19:00 懇親会 (軽食・飲み物:名古屋商工会議所2階名商グリル)
講演会参加費: 4,000円 懇親会参加費: 5,000円
(オンライン動画配信:なし)
主催: 統合医療 クリニック徳・高橋徳 共催:健康道場ドットコム Wellbeing研究会
お問い合わせ・連絡先 clinic.toku@gmail.com
<演者プロフィール>
髙橋徳(ウイスコンシン医科大学名誉教授、統合医療クリニック徳院長):関西の病院で消化器外科を専攻した後、渡米。ミシガン大学助手、デユーク大学教授、ウイスコンシン医科大学教授を経て、現在ウイスコンシン医科大学名誉教授。2016年名古屋市に『統合医療クリニック徳』をオープン。主な研究テーマは統合医療とオキシトシンの生理作用。
堤未果(国際ジャーナリスト): NY州立大学国際関係論学科卒、NY市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、米国野村證券を経て現職。日米を中心に各国の政治、経済、教育、医療、農政、食、エネルギー、デジタルなど徹底した現場取材と公文書分析による調査報道を続け、各種メディアで活躍中。
山田正彦(元農林大臣):1942年、長崎県生まれ。弁護士。早稲田大学第一法学部卒。司法試験に合格後、故郷で牧場を開く。オイルショックにより牧場経営を終え、弁護士に専念。その後、衆議院議員に立候補し、4度目で当選。2010年6月、農林水産大臣に就任。戸別所得補償制度を実現。現在は種子法廃止、種苗法改定、食の問題に取り組んでいる。また学校給食を無償・オーガニック食材にするための運動にも注力。