【日本初のプランクトン料理×鯨油×江戸時代の灯りを楽しむワークショップ 第2回@橋本市7/21】
かつてはどれも実際に生活の中で利用されていましたが、令和の今となっては日本初の組み合わせの超マニアックなイベント。
・一般市場には出ない「食用プランクトン(ナンキョクオキアミ)」食べます! 貴重品!
・一般市場には出ない「食用の鯨油」を使います! 貴重品!
・食物連鎖の食う者×食われる者の組み合わせ?、地球で1番量が多い野生生物(=多くの生態系を支えている)のナンキョクオキアミを最大級の捕食者である鯨油で調理。
・江戸時代に使われていた油を燃やす灯火器を使って、当時庶民に広く使われていた鯨油を燃やし、300年前の明るさを感じて頂くと共に、鰯油も使って当時の匂いも感じて頂きます。
・前回と内容を少し変更しています
▶当日の流れ(予定)
1.使用するオキアミ、鯨油、江戸時代の灯りについて解説
2.江戸時代の灯火器点火 香りと灯り体験
3.ナンキョクオキアミ調理・実食
※当日のオキアミは食用ではあるものの刺身用ではありませんが、生は生で美味しいらしいです。食べたい方は自己責任でご賞味ください。
4.鯨油調理・実食 揚げ焼など数点。
※前回、鯨油いも天が非常に美味しかったので、今回は鯨油は揚げ物調理メインで行います
5.みんなで後片付け
▶日時
7/21(日) 13:20~17時までには終了(参加者の皆さんの行動に左右される企画なので、早く終わる場合もございます)
▶場所
和歌山県橋本市
(場所詳細は参加者に後日お伝えいたします。駐車場有。車が無い人も多少歩きますが駅から来れる場所)
▶定員
先着12名程度
▶参加費
5500円 (現金のみ)
▶お申込み
saikoro3+event@gmail.com いなか伝承社 田中までメールください
▶持ち物
・汚れても良い服装(油ハネや匂いが付きます、食べると美味なのですが調理中は鯨油はとても臭います!)
・使うかどうか分かりませんがもし余ってる農産物あれば差し入れ歓迎
▶備考
※甲殻類アレルギーの人は申し訳ないのですが食べられません。それでも灯りだけでも見たい、ということでしたら参加していただけます(参加費は変わりません)。
※使用するナンキョクオキアミは形は似ていますが「エビ」ではありません。
※ナンキョクオキアミは釣り餌での流通がほとんどですが、今回は一般流通していない食品用のきちんとしたものを使います。
※参加型イベントなので、参加者皆さんに調理して頂きます。参加者の中に料理経験者が居られればそこそこの味に、不在の場合はそれなりの料理の味になります。ご了承ください。
※一人で現場を回すのと火を扱うので離れられないため、遅刻者には対応できません、何卒ご了承下さい。
※現場で1000年前の灯火器の実物モデル(新品)販売します。新品の同商品を他にネット売っているところは無いくらい貴重です(田中調べ)
※今回の企画は水産加工会社に特別にご協力頂いて実現しました。
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ーーーーーーー以下、今回の『オキアミ』と、似ている『アミエビ』の違いーーーーーー
かな~りややこしいのでじっくり読んでください。
▼オキアミとは、形がとてもエビに類似しているプランクトンの一種です。
でも、エビとは違います。実際はエビの仲間ではなく、カニやロブスターなどと同じ甲殻亜鋼に属します。
全世界の海に生息しており、海面を漂いながら、植物プランクトンを捕食しています。
・クジラのエネルギー源になっています。
・今回の料理に使うのは「ナンキョクオキアミ」です。体長は30〜60mm程度と、アミエビと比較すると大型のプランクトンです。
▼アミエビとは、小さなエビ型の生物の「総称」です。
サビキ釣りで使う撒き餌の商品名でもありますし、人間が食用としている小エビの商品名にもなっています。人間用アミエビは、干した状態で販売され、かき揚げ・焼きそば・お好み焼などに使われたり、生は塩辛などに使われます。
アミエビの特徴は「小型のエビ」ですが、あくまで「アミエビ」は通称です。
アミエビと呼ばれているのは、実は「アキアミ」というサクラエビ科のエビと、「ツノナシオキアミ」というプランクトンです。大きさと形状はよく似ていますが、それぞれエビとプランクトンなので全く別な生き物です。
・アキアミは体長15mm~25mm程度。東南アジアや日本で獲れ、日本では秋田県以南で、富山湾、三河湾、瀬戸内海、中海、有明海などで漁獲されています
・ツノナシオキアミは体長10〜30mm程度。北太平洋や日本で獲れ、日本では三陸沖などで漁獲されています。