日 時:2013年11月17日(日)13:00~17:30
場 所:主婦会館プラザエフ
参加費:2,000円(サポーター、学生無料)
定 員:200名
テーマ:~総合医の育成と医療再生~
主 催:NPO医療再生フォーラム21
共 催:NPO法人医桜
対 象:今大会テーマに興味のある全ての方(医療資格者でなくても、参加可能です)
シンポジスト(敬称略、承諾順)
尾身 茂先生(RFO理事長、名誉世界保健機関(WHO)西太平洋事務局事務局長)
福井次矢先生(聖路加国際病院 院長)
上原 淳先生(川越救急クリニック 院長)
岡田唯男先生(亀田ファミリークリニック館山 院長)
TPP、特定看護師、地域救急といったテーマでこれまで開催してきました、医療再生フォーラムですが、今回は「総合診療医」をテーマに開催したく思います。
総合医、家庭医、プライマリーケア医など、様々な呼称がありますが、医療者の中でもどういった事を期待できる診療科なのか、はっきりと説明できる方はそう多くないかと思います。
基本領域専門医の19番目として総合診療科が認定されますが、小児から高齢者までを総合的に診療・診断する医師を育成する事が本当に可能なのか?
またこれまで開業医がやってきている内容とどういった部分で異なるのか?
病院内での役割や、今後、増加が見込まれる高齢者医療に対して、どういった役割が期待されているのか?
そして何より、そういった役割を果たせる医師を、どう育成していくのか、という観点から今回は参加者の皆様と熟議を深めたいと考えております。
今回、シンポジストとしまして、4名のゲストをお呼びしております。
総合診療のオピニオンリーダーの一人である、聖路加国際病院の福井次矢先生。
来年4月より、社会保険病院、厚生年金病院などをまとめて約60医療機関のグループとしてスタートします、新機構の理事長の尾身茂先生。
年間1000台以上の救急車を受けている、日本初の救急専門クリニックを開設された、上原淳先生。
家庭医の育成で全国的に有名な亀田ファミリークリニック館山の岡田唯男先生。
以上の4名の講演と、パネルディスカッションを計画しております。
また医療再生フォーラムの名物ともいえる「会場質疑応答」の時間も長く取っておりますので遠慮なく、様々な質疑を頂ければと思っております。
今回、テーマにしている総合診療医は、これから日本が迎える超高齢者社会に備えたものであると聞き及んでおります。そういった意味では、介護職の方や、在宅診療に携わるスタッフ、当然ですが開業医の皆様へ、地元密着をしている中小病院のスタッフの方々にも是非とも話を聞いて頂ければと思っております。
また、患者さんとその家族の方々にも参加頂けますと幸いに存じます。
是非とも多くの方に参加頂けますよう、お願い申し上げます。