天体画像処理ソフト「ステライメージ」のユーザーを初めとした皆さまからの声を元に、星雲・星団を対象とした天体画像処理でつまずきやすいポイントを取り上げて、重点的に解説します。「理論編」では、デジタル画像の仕組みや一般的な画像処理の基本理論を解説し、「実践編」では実演も織り交ぜながら講義します。講師は天体画像処理ソフト「ステライメージ」の開発者であるアストロアーツ上山です。
なんとなく画像処理を行っている方、天体画像処理を本格的に取り組みたいという方はぜひご参加ください。
Web会議システム「Zoom」を使ってオンラインで開催されるため、お住まいの地域に左右されることなく手軽に参加していただくことができます。また、配付資料を使って予習と復習にたっぷり時間を使うことができるスケジュールで、講習会中に質問もしやすくなっているので、理解が深まります。
講座内容
- 理論編(1月22日 13時〜15時、終了)
- デジタル画像の基本
- 解像度と階調
- デバイスと画像
- RAWとJPEG
- デジタル画像処理:良い天体写真の条件
- 画像処理の手順
- 1日目(2月19日 13時〜15時):前処理
- 画像処理の順序
- ダーク補正
- ホットピクセル、クールピクセル除去
- フラットフレームによるフラット補正
- RAW現像
- コンポジット:コンポジットの原理 / 加算と加算平均の違い / σコンポジット
- データの保存
- 2日目(2月20日 13時〜15時):仕上げ処理
- 周辺減光とセルフフラット補正
- 画像の明暗を調整する:レベル調整 / ヒストグラム / トーンカーブ / 階調圧縮
- カラーの調整:オートストレッチ / マトリクスカラー強調 / Lab色彩調整
- ディテールの強調:アンシャープマスク、ウェーブレット処理
- ノイズを低減
- 恒星像の調整:スターシャープ、スターエンハンス
- ステライメージ9の「画像調整パネル」と各処理の対応
どれか1つのみ、あるいは実践編2つセットでのお申し込みも可能です。申込の際にチケットの種別を選択してください。
※講座の映像は録画して、終了後は参加者にご視聴いただけるようにいたします。
申込方法
このページで「受講チケット」をご選択・ご購入ください。2営業日以内にeverevoのチャットにて折り返し「Zoomウェビナー」登録などの案内をいたします。