今回の著者は
共著者でもある、櫻井孝志税理士事務所 代表 櫻井様のご協力の元
秋の読書週間に開催する運びとなりました。
本書の立場は承継させる側(親子でいえば親)。
多くの本では財産権の承継ばかりに重きがおかれている。
本書ではそのようなテクニック論ばかりではなく、想いなどの経営権の承継にもしっかり紙幅を割く。
中小企業に特化し日本一事業承継案件(約300件/年)に携わる古田土会計が、多くの経営者から支持を受けている理由がそこにある。
本書に監修として関与する飯島彰仁氏は2年前に同社社長に就任、これまで多くの企業に指導してきたが、2年前に自身が当事者として事業承継を経験した。
飯島社長はこの未曾有の転換期を事業承継のチャンスととらえる。
自らの経験もふまえて、中小企業社長にむけて、他書ではあまり触れられていない経営権の承継を意識した、後悔しない事業承継の考え方・実務の進め方を解説する。
はじめに〜会社の輝かしい未来のために
中小企業の経営者の年齢で、いちばん多いのは何歳だと思われますか。
2015年の統計では、66歳とされています。
「そんなものか」と感じるかも
しれません。
しかし驚くべきことに、1995年に経営者のいちばん多い年齢は47歳でした。
20年で、これだけ年齢が上がってしまっていたのです。
国は、中小企業の事業承継が喫緊の課題であるとしています。数々の施策を作り、
事業承継の後押しを進めてきました。この問題を放置すると、日本経済に与える
影響があまりにも大きいからです。
もちろん、よい意味ではありません。このままだと2025年には経営者の
64%にあたる人が70歳以上になるとされています。廃業も進むため、約650万人の
雇用が失われ、4約22兆円のGDP損失につながるとすら言われているほどです。
事業承継は、まさに〝待ったなし〞の状態と言えます。
2020年には、さらなる問題も加わりました。新型コロナウイルスの流行です。
リモートワークを中心として働き方を変えざるを得ない、営業スタイルを変えざるを
得ないという状況のなかで、これまで経営者として積み重ねてきた経験が活かせない
シーンが増えてしまっています。
昨今からさかんに叫ばれているDX(デジタル・トランスフォーメーション)
によるビジネスモデルの変革も迫られ、「このタイミングで」と考える経営者が
増えているのです。
先の見えない時代に事業を安定させ、お客様、社員の生活を守るためにも、
若い世代への事業承継が求められています。
ただ残念なことに、現在、巷で取り上げられる事業承継ノウハウには
問題があります。「相続税をいかに安くするか」だけが取りざたされていたり、
「M&Aでいかに高く売却するか」という話ばかりになっていたりすることです。
本来、事業承継は「将来にわたって会社が安定した成長を続けること」
「それによって社員の雇用・生活を守ること」などが目的のはず。
会社の永続的な発展を願ってするのが事業承継でしょう。
さらに、「引退する社長の第二の人生もハッピーなものであること」も
同時に
実現しなければいけません。
そのために何より必要なのは、「経営権の承継」です。社長の想い、
経営理念などを後継者にしっかりと伝え、会社のあり方、仕事についての
考え方などを未来永劫、引き継ぐことで、会社の繁栄の礎いしずえとします。
もちろん「財産権の承継」も忘れてはいけません。その想いと共に
上手に財産を引き継ぐことで、これからの会社の成長を支える仕組みに
なります。
本書は、「経営権」と「財産権」という2つの面から、いかに事業承継を
進めていくかについて紹介しています。事業承継は、経営者の最後の大仕事です。
後継者を育て、会社に再度、新鮮なエネルギーを吹き込むことです。
本書が、長い時間、人生をかけてきた会社の将来を切り開くきっかけになれば
幸いです。御社のさらなるご発展をお祈りしております。
2021年3月 中小企業の事業承継を支援する士業の会
事業承継は
日本の文化にとっても重要な事柄です。
現、経営者様が元気な時に受け継ぐ方に継承する為の
大きなきっかけになれば幸いです。
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リードフォーアクションとは。。。
読んでつながる 力に変える
リードフォーアクションは、日本最大級の、
“行動するための読書会” スタイル です。
読書を、知識を得るための個人の経験に留めず、
話題の本の感想を分かち合ったり、仲間と一緒に読むことで、
内容をより深く理解したり、新しい自分に出会ったり、
同じ問題意識をもった仲間たちと解決方法を見つけ出すことができます。
読書の場から、一人ひとりのストーリーが生まれる読書会、
ダイアログを通じて、行動するきっかけを紡ぎだす読書会、
それがリードフォーアクションです。
リードフォーアクションが誕生したのは 2011年9月。
同年 3 月に起きた東日本大震災で、日本社会全体が大きく揺らぐ中、
多くの人が、新しい時代を自分たちの手で創っていく必要性を感じていました。
その一歩をともに踏み出すため、人と人をつなげ、
知を共有するソーシャルリーディング・コミュニティ
「リードフォーアクション」はスタートしました。
詳しくは、お問合せ下さい。
◆課題書籍 ★大阪ホスト会場6名様には、書籍プレゼント
「社長の想いを引き継ぐ 事業承継の進め方」
出版社 : あさ出版 (2021/3/17)
発売日 : 2021/3/17
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 215ページ
著者について
【監修者】
飯島彰仁(いいじま・あきひと)
株式会社古田土経営 代表取締役社長
2018年に200名以上の会計事務所を親族外で承継。
自らが事業承継経験者であることを活かしながら
延べ300社以上の中小企業経営者への事業承継指導実績を持つ。
M&Aや保険等、ある特定の領域にとどまった提案が多い中、
相談者の状況に合わせて多角的な視点で診断し、
総合的に最適なアドバイスができる点を活かして、
現在も月20社以上の事業承継を支援している。
著書に『事業を継続させる 経営計画の立て方・活かし方』
『9割が結果を出す!小さな会社の脱零細マニュアル』(いずれもあさ出版)。
【共同監修者】
中小企業の事業承継を支援する士業の会
事業承継の専門家として、中小企業の事業承継に関する
サポートを行っています。事業を永続させるため、
お客様が抱えている問題を一緒になって解決していきます。
【著者】
エッサム
昭和38(1963)年の創業以来、一貫して会計事務所と企業の
合理化の手段を提供する事業展開を続けております。
社是である「信頼」を目に見える形の商品・サービスにし、
お客さまの業務向上に役立てていただくことで、
社会の繁栄に貢献します。
エッサム (著),
櫻井孝志(監修) (著) さん と一緒に進めてまいります。
菊地克昌(監修) (著), 髙橋琢磨(監修) (著), 金森勝(監修) (著), 向田恭平(監修) (著), 福島美由紀(監修) (著), 杉山盛重(監修) (著), 前田吉彦(監修) (著), 成田俊弘(監修) (著), 兵藤弘隆(監修) (著), 飯田隆一郎(監修) (著), 小倉慎司(監修) (著), 西川弘晃(監修) (著), 揚田圭一(監修) (著), 作花良祐(監修) (著), 安原正剛(監修) (著), 石井栄一(監修) (著), 松本裕之(監修) (著), 光廣昌史(監修) (著), 三重野和敏(監修) (著), 惣福脇さな子(監修) (著), 中村公春(監修) (著), 辻本聡(監修) (著),飯島 彰仁 (監修)
リードフォーアクション認定ファシリテーター
梶 正人
司会進行
観元
スペシャルゲスト
櫻井 孝志
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日時:令和3年11月3日水曜日
11:10~12:40
~12:40終了後、30分ほど質問タイム
大阪会場ご参加者限定:事業承継・個別相談
総席数:18名
参加費:無料・ご招待
【特典】当日発表
※大阪ホスト会場については
まちライブラリーと飲食店併設の為
ワンドリンクの注文が必要です。500円
★参加費自体は無料です。
◆オンライン会場:あなたのいる場所:限定6名
オンライン参加の方法は
お申込の方に個別でご案内させていただきます。
◆ホスト会場:限定6席限定 ※ワンドリンク:500円のみ
参加費自体は不要です。
6名様限定 書籍なんと無料進呈(大阪会場限定)
場所:もりのみやキューズモール まちライブラリー
大阪市中央区森ノ宮中央2丁目1番70号
共著者:櫻井孝志 さん 同席
個別相談:無料(終了後)
★席数に制限がございます。
・アクセス:
地下鉄中央線/長堀鶴見緑地線
森ノ宮駅より徒歩約1分
JR環状線 森ノ宮駅より徒歩約3分
・連絡先:06-6949-9222
◆サテライト会場:6席限定
場所:リヴィング・ラボとくしま イベントルーム
770-0847 徳島市幸町3丁目14-2F
※駐車場有り:台数限定ですが
無料で停められます。
◆アーカイブ参加(後日動画視聴:視聴期限有り)
お問合せ
秋の読書週間(10月27日~11月9日)
社長の想いを引き継ぐ 事業承継の進め方
解説(リアル×オンライン:ハイブリット型)
四国連絡会:徳島 事務局
リヴィング・ラボとくしま 内
088-678-4584