【お坊さんと医学博士の異色コラボ】
コロナ禍で息苦しい日々を過ごしていませんか?
日蓮宗の修行法(唱題行)とタイ式ヨガ(ルーシーダットン)で呼吸から整えて心身共に健康になりましょう。
当日は唱題行修行体験と、医学博士である古谷暢基氏を講師にお招きし、ルーシーダットン体験して頂き、呼吸療法ならびにアジア伝統医療とルーシーダットン文化についてご講話頂きます。
【唱題行とは?】
唱題行は「僧俗一体(そうぞくいったい)の修行」です。僧侶と一般の方も分け隔てなく行う行法です。
今から800年前に生まれた鎌倉時代のお坊さまである日蓮聖人は、世に仏法は弘まれども、国政は乱れ、天変地異や疫病、他国の侵略などにより苦しむ人々が多く存在することを嘆かれ、仏の『真実の教え』とは何かを探求するためにあらゆる経典を読み、「法華経」こそがお釈迦さまの本当に伝えたかったことだと悟り、数々の難に遭いながらも命をかけて法華経を弘められました。
この法華経を修行するのが「唱題行」です。
「南無妙法蓮華経」のお題目の中にはお釈迦さまが私たちに与えて下さった「おさとり」の心が込められています。
一心に「南無妙法蓮華経」とお題目をお唱えしましょう。
その時、時間と空間を超えて、お釈迦さまと私たちは一つになることが出来るのです。
【タイ式ヨガ(ルーシーダットン)とは?】
「ルーシー」とは修行僧、お坊さん、仙人、ヨガをする人などと訳せます。あるいはそれらの中で、神と交流でき、またその他の超能力を身に付けた人物を指します。
ルーシーはタイ語発音であり、サンスクリット語では「RISI」、発音はリシです。「ダットン」はサンスクリット語ともいわれますが、「ダッ」は“正しい方向に整える”、「トン」は”自分”という意味になり、自己整体という訳になります。
仏教の源流であるバラモン教の僧たちが行った瞑想修行の際、すなわち長い時間、同じ姿勢をするために、実際には身体が凝ったり歪んだり冷えたりします。それを呼吸とポーズで血流を上げ、体温をアップし、身体を整えることから発展した技術と言われます。
タイでは三大伝統医療でありますが、もっと大きなところでは仏教医療の一環であり、アーユルヴェーダの運動療法であり、現存する最古のエクササイズです。
実際にタイで受け継がれてきましたが、発祥はインドと思われ、そこから仏教とともにアジア全体に広がっていきました。例えば、チベットの寺院の壁画には、タイのポーズとまったく同じ絵が残されています。
さらにルーシーダットンをまとめ上げたのは釈迦の弟子であり医療の師匠でもあるジーヴァカ(ギバ)であり、よって釈迦もこれを行って日々の体調管理を行なっていた可能性があります。
【講師】古谷暢基(国際補完医療大学日本校学長/一般社団法人和ハーブ協会代表理事/日本ダイエット健康協会代表理事/日本ルーシーダットン普及連盟代表)
【主催】日蓮宗常教山浄蓮寺