いま、〈レズビアン〉を語るーー性差別と異性愛主義の交差点から

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開催日程

2021/11/01(月)20:00 ~ 21:45

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11-12月A講座

いま、〈レズビアン〉を語る 

ーー性差別と異性愛主義の交差点から          

堀江有里(ほりえ・ゆり。信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表)

開講日:11/1  11/15  11/29  12/13


●講師より

1990年代に「レズビアン」という名づけを葛藤のなかで引き受けはじめてから四半世紀が経過しました。いったい、「レズビアン」とは何を指すのか、運動でも研究でも、いまだ議論はつづいています。「同性愛者」であると同時に「女」であること。そこに横たわっているのは社会におけるジェンダー(性差)の問題です。2015年に出版した『レズビアン・アイデンティティーズ』(洛北出版)に描いたこと、また積み残している課題について、ひとりの「レズビアン」という地点からみえる風景を、共同体や国家、文化(宗教)の切り口からご一緒に考えてみたいと思います。


 1講 「レズビアン」って誰のこと?

    ――アイデンティティとコミュニティの政治

 2講 家族・婚姻制度・戸籍制度

    ――国家からの自由か、国家による生存保障か

 3講 宗教とジェンダー/セクシュアリティ

    ――不可視性と連帯

 4講 分断の時代につながりを考える

    ――LGBTブームの光と影


●講師プロフィール
日本基督教団牧師(京都教区巡回講師)、大学非常勤講師。専門領域は社会学、ジェンダー論、クィア神学。主著は『レズビアン・アイデンティティーズ』(洛北出版、2015年)、『「レズビアン」という生き方――キリスト教の異性愛主義を問う』(新教出版社、2006年)など。女性だけで構成されるハードロック・バンドSHOW-YAの熱狂的なファン。

●企画者より
LGBT運動は男女二元制/性差別と異性愛主義への異議申し立てだ。このセクシズムとヘテロセクシズムは、個人的な「理解」「思いやり」レベルで生まれるものではなく、国家/政治によって制度のなかで再生産され続けている。この課題に、さらにみずからのキリスト者としての存在も重ね、渾身の問いかけを重ねてきたのが堀江さんだ。90年代以来、ときに離れ、ときに交叉し、おなじ情況を見続けてきたものとして、堀江さんが「現在」なにを考えるか、聞いてみたい。

受講料:4回一括8,000円(税込)

開催方法:zoomによる開催です。当日zoomのURLをお送りしますので、ご視聴ください。後半の質疑では、顔出しでのご受講をお願いします。

受講者にはスライド資料(pdf)を送付するほか、講座の模様は録画し、受講生限定でYouTubeで公開しているので、復習/欠席時にも便利です。

お申込み:このサイトから、各自でお申込みください。受講料のお支払いについても、そちらにご案内があります(送金手数料のご負担をお願いします)。