星空と風景を一枚の写真に収める「星景写真」は比較的少ない機材で始められることもあって大人気ですが、一方で極めるには天文の知識や画像処理の技術までさまざまなノウハウが要求される奥深いものでもあります。本講座では、月刊『星ナビ』にも多数の作品や記事を寄せられている天体写真家の北山輝泰氏が初級、中級、上級の各ステップに応じた知識やテクニックを解説します。
オンラインならではの強みを活かし、お住まいの地域を問わずに参加していただけるのはもちろん、普段からのお悩みや講義中に浮かんだ疑問を気軽に講師に質問できるシステムとなっています。講座と講座の間には学んだことを実践していただけるよう約2ヶ月の時間をおいてますので、これから星景写真を始める方でも無理なく上級へステップアップできます。さらに、自分の作品を直接講師に見てほしいという方のために、講評会の機会も設けました。
※Web会議システム「Zoom(ズーム)」を使用しますので、事前にZoomの環境チェックをお願いいたします。
星景写真初級講座 7月24日(土)13:00〜15:00
星景写真撮影の基礎的知識を学ぶことができます。主にこれから星景写真をはじめたいと思っているビギナー方向けの内容となっております。(定員:50名)
- 星景写真を撮影する前の心構え
- 撮影現場におけるマナー
- 必要な機材
- あると便利な関連用品
- カメラの設定(正しい露出、ホワイトバランス等)
- 撮影手順(ピント合わせ、構図合わせ等)
星景写真中級講座 9月25日(土)13:00〜15:00
星景写真撮影の被写体選びのポイントを学ぶことができます。講師が撮影した様々な作例をお見せしながら、季節毎に楽しめる被写体や天文現象に合わせた撮影について学ぶことができます。(定員:50名)
- 月明かりを使わない撮影、月明かりを活かした星景撮影
- 月を被写体にした星景写真
- 季節毎の代表的な被写体
- 日食、月食の撮影方法
- 流星群の撮影方法
星景写真上級講座 星景写真のRAW現像とマスク処理 11月27日(土)13:00〜15:00
星景写真撮影のRAW現像とレイヤーマスクを利用した部分的な補正テクニックについて学ぶことができます。実演では、幅広い機種のRAWファイルをカバーしている「Photoshop CC」及び「Lightroom Classic」を使用いたします。(定員:50名)
- 画像データ RAWとJPGについて
- 写真のダイナミックレンジとは
- 様々なRAW現像ソフト
- RAW現像ソフトの各種パラメーターの説明
- RAW現像の手順
- 長秒時ノイズや高感度ノイズの処理
星景写真 講評会 12月18日(土)13:00〜15:00
受講者の作品に講師がコメントして直接フィードバックします。初級・中級・上級講座のいずれか少なくとも1回を受講する方で、かつ作品を提出することのできる方が対象です。作品を提出せずに視聴のみ希望される場合はお申し込み前にチャットにてご相談ください。(定員:18名)
※各講座の映像は録画して、終了後は一定期間参加者にご視聴いただけるようにいたします。
申込方法
このページで「受講チケット」をご選択・ご購入ください。各回を単独でお申し込みいただくことができるほか、講評会を除く3回のセットまたは講評会を含めた4回のセットをお申し込みいただくこともできます(それ以外の組み合わせは単独のチケットをご購入ください)。