防止対策を義務づける法律が来年4月から中小企業でも施行される為、対策を急ぐ企業が増えています。なぜ起きるのか、どうすれば防げるのかをアンガーマネジメントの観点から学んでいただくパワハラ防止研修の決定版!
【セミナーの背景】
企業内のパワーハラスメント防止対策を義務付ける法律が、大企業では去年から施行され、中小企業でも来年から施行されます。
それを受けて、ハラスメント防止への取り組みが企業内で本格化しています。
しかし、パワハラとはどういうもので、なぜ起こり、それを防ぐためにはどうすれば良いのかということを学ぶ機会がないと、未然に防ぐことはできません。
企業内の多様性は拡大し、さらに最近ではテレワークの推進といった変化もあり、従来の常識が通じにくくなってきています。
管理職が、かつて自分がされたのと同じように部下に対応したところ、若手社員からパワハラとして訴えられるという事例も少なくありません。
価値観の違いに気づかないと、あるいは気づいても歩み寄る努力をしないと、事態は悪化するいっぽうです。
また、パワハラを恐れるあまり言いたいことも言えないようでは、本来あるべきコミュニケーションが成り立ちません。
パワハラについて自ら書籍等で学ぶことも有効ですが、知識を得るだけでは職場で応用することが難しい場合があります。
また、加害者意識が薄いこともパワハラの特徴ですので、個人的に勉強をするだけでは気付かないことも多くあります。
【セミナー概要】
パワハラが発生する原因は様々ですが、その中で主要な「感情のコントロールができない」と「相手のことを尊重できない」という点に焦点を当てます。
「感情のコントロール」については、パワハラにつながる「怒り」のメカニズムを理解し、対処方法を学んでいただきます。精神論ではなく、心理学に基づいた手法をご紹介します。
さらに「叱る」技術についても取り上げます。パワハラと受け取られないため、叱る時のコミュニケーションの留意点についてご理解いただきます。
「相手の尊重」については、自分の持っている価値観を棚卸しする演習を通じて、パワハラにつながる「無意識の思い込み」への気付きを促します。
講師は、企業内研修を多数行っている朝生容子が務めます。
◆セミナーの特徴◆
①体験型セミナー
講義でパワハラについての知識や技法を学ぶだけでなく、演習やロールプレイも行います。学びを体感することで、その内容の歩留まりを高めることができるようになっています。
②客観的視点からのフィードバック
社内で行う場合と比べ、社外で行うセミナーでは、自社の視点に留まらない客観的なフィードバックを得られるメリットがあります。ハラスメントにおいては、社外リソースを生かした研修を推奨する企業が増えています。
◆想定する対象者◆
①企業の役員、管理職、人事部、コンプライアンス部門の方々、個人的にパワハラについて学びたい方
パワハラの心理的な側面に着目した本セミナーは、対策を考える方すべてに大変参考になると思います。また、職場でパワハラを見聞きした、被害にあったなどからパワハラに興味がある方も、パワハラについて深く知ることができます。この機会に当セミナーでパワハラ防止について学んでください。
②職場内でパワハラの傾向があると思われる方
パワハラは、自由に意見が言えない雰囲気、周囲の社員の退職など、会社全体に悪い影響を及ぼします。しかしその行為をしている当人には自覚がない場合が多く、対策に苦慮されている企業も多いようです。そういう方に受講をしていただくために、複数名参加の場合の割引があります。複数名でお申込みいただくことで、当人の抵抗感を和らげていただくことができます。
◆割引制度◆
①複数名申込割引
受講料は、2名様でお申込みいただくと1名¥11,000に、3名様以上ですと¥8,800に割引させていただきます(税込価格)。
②本格導入割引
当セミナーをご体験後に自社内に導入する場合は、社内研修実施時に割引サービスをご利用いただけます。
◆◆当セミナーはWebセミナーです◆◆
当セミナーはオンライン(ZOOM)ですので、職場や自宅などどこからでも受講いただけます。
お申込みいただいた方には、招待URLや参加するための手順等を、メールにてお送りいたします。
尚、当セミナーは講義の他に個人演習やグループワークがあります。受講者には講義の視聴だけではなく、グループワークにもご参加いただくことを前提としております。
但し、ご参加時の環境などによりワークへの参加が難しいという方のみ、視聴のみでのご参加もお受けしております。
ZOOMはアカウントの取得は不要、費用は無料で、こちらからお送りする招待URLをクリックするだけで、PC・スマホ・タブレットなどから簡単に参加することができます。
初めてZOOMを使用する方には、操作マニュアルをお送りすることも可能です。接続できるか不安がある方には、事前の接続確認も行っています。
【プログラム】*変更になる場合があります
■アンガーマネジメントとは
・パワハラとは
・パワハラとアンガーマネジメントの関係
・怒りが生まれるメカニズム
・個人演習、グループワーク
■アンガーマネジメント3つのアプローチ
・衝動のコントロール
・思考のコントロール
・行動のコントロール
・個人演習、グループワーク
■「叱る」技術
・「叱る」とは
・叱る時のコミュニケーションの留意点
・ロールプレイ
■まとめ
【参加者の声】
・部下の指導が苦手だったが、どう伝えればよいかが分かった。使ってみたい。
・部下とうまくコミュニケ―ションを取っていく上で、非常に参考になる話だった。
・「怒り」そのものが悪いわけではなく、その伝え方や自分の持つ許容範囲の問題という話が興味深かった。
・アンガーマネジメントという観点からのパワハラへのアプローチは新鮮であり、また本質的であると思った。
・わかりやすく、簡潔にポイントを挙げてご教示いただいたので、社内の他の人にも伝えられる。
・会社だけでなく、子供に対しても同じだなと思った。家庭でも活用したい。
・グループワークは、他人の価値観が自分とは違うことを実感できる良いワークで、多くの気付きがあった。オンラインでも有意義なグループワークができることに驚いた。
・他業界の方の意見も聞けて、自分の業界との違いがわかり面白かった。自分の業界の価値観が当たり前とは思わないよう注意しなければと思った。
・自社の管理職に是非受講して欲しいと思った。パワハラを恐れて必要な指導ができなくなることがないよう、指導とパワハラの境界を理解して欲しいので。
・社内にパワハラに関するパンフレットはあるが、それを読むのと、このような研修に実際に参加するのとは全く違うと思った。