TEDxOtemachi Countdown 2020

共有用URL https://everevo.com/event/57645
開催日程

2020/12/13(日)13:00 ~ 18:00

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『2020年、社会課題解決に向けアイデアからアクションへ』



今年2020年は、「2020年以降の温室効果ガス排出 削減等のための新たな国際枠組み」として2015年に採択されたパリ協定の本格的な運用開始の最初の年です。

国際社会の課題解決に向けた一歩では、国家間の隔たりや 、大企業、スタートアップ、NGO/ NPO、政府・自治体といった異なるセクター間の垣根を超え、すべての人が共に立ち向かうことが求められます。
この4者がこれまで以上に協力しあい、私たち一人ひとりがアクションを取り、人類共通の価値を創造していくことは、ますます深刻化する社会課題解決のためには欠かせません。

すでに「カウントダウン」は始まっているのです。
私たちTEDxOtemachiは、4者それぞれの取り組みから 社会課題解決の糸口を考え、より多くの個人が自分事としてアクションを取るための「カタリスト」となるべくイベント開催に至りました。

アイディアからアクションへ
ひとり一人が行動を起こすキッカケ作りを、このイベントは提供します。


■こんなあなたにおすすめ

・気候変動に対してすでに自分で行動している
・環境問題に関して新しい知識や価値観を得たい
・気候変動ってよく聞くけどそこまで知らない
・大きな問題すぎて自分にはよくわからない
・具体的にどんな行動をしたら良いかわからない
・一人の地球人として環境問題についてもっと知っておきたい
など

■スピーカー:11名


□ 半田 也寸志 - 写真家
□ 江守 正多 - 気候科学者
□ 木下 仁 - 林野庁 山村振興・緑化推進室長
□ 古川 大輔 - スターバックスコーヒージャパン株式会社 資材店舗開発調達部 部長
□ 羽生田 慶介 - 株式会社オウルズコンサルティンググループ代表取締役CEO
□ 三宅 香 - 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)共同代表、イオン株式会社 執行役 環境・社会貢献・PR・IR担当
□ 流郷 綾乃 - 株式会社ムスカ 前代表取締役CEO
□ 秋田 智司 - フロンティアアントレプレナー
□ 長谷川 雅也 - 自然電力株式会社 代表取締役
□ 大舘 弘昌 - 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン プログラム部 プラスチック担当
□ マリコ マクティア - ソーシャル・イノベーター
(以下に経歴詳細記載)

■イベント概要
日 程: 2020年 12月 13日(日)
会 場: オンラインイベント
    (※お申し込み頂いた方に事前にZoomのURLを送付いたします)
時 間: 13:00 開場
     13:30 オープニング
     13:45-17:00 トークセッション
     17:00-18:00 ワークショップ・パネルディスカッション
参加方法: Zoom
参加費: 学生2000円、社会人3000円
※トークセッションに関しては、事前に撮影した動画を放映します。1つの動画は約10分です。

公式Facebookでも詳細情報を発信しています。
https://www.facebook.com/tedxotemachi

■プログラム
13:00  Zoomへのアクセス開始
13:30  イベント開始
13:45  
・セッション1 Urgency(緊急性)
・セッション2 Leadership(リーダーシップ)
・セッション3 Transformation(変革)
・セッション4 Breakthrough(突破)
・セッション5 Action(行動)
17:00 ワークショップ・パネルディスカッション
18:00 イベント終了

■オンラインイベントの参加方法について
・使用ツール Zoom
・入室方法 イベント開催時間になりましたら事前にお送りした配信URLより入室ください。初めて利用される方や不慣れな方は早めの入室をおすすめします。
・参加対象 イベント前日までに事前にお申し込みご登録いただいた方。

■注意事項
・録画・録音等についてはお断りいたします。
・可能な限りQ&Aにお答えしますが、時間に限りがありますのですべてにお答えできない可能性があります。

■COUNTDOWNとは
カウントダウンイベントはTED本部が10月10日にグローバルローンチをしたCOUNTDOWN(https://countdown.ted.com/)の主旨に賛同し、各地のコミュニティが独自に行うイベントです。

■登壇者プロフィール(随時更新)



◆半田 也寸志 - 写真家
セッション1(緊急性)
地球環境の異変が深刻化している。世界各国を渡り歩き、実際に自らの目でその光景を目の当たりにしてきた写真家、半田はそう確信している。写真と共に自らの体験、そして環境問題への想いを語る。

■ 経歴詳細
日本大学芸術学部写真学科在学中よりファッション誌、広告写真を中心に仕事を始め、以後「半田写真事務所」を主宰。広告写真、TVCM、ファション誌、有名アーティストのアルバムジャケットやPVから映画撮影に至る迄、国内外で実績を積み、カンヌ、IBA、日米のADC等、国際的な受賞も多数。東日本大震災をテーマにした「Mighty Silence(伊)/20days after(日)」以降、変化する社会情勢に注視した作品に力を入れ、写真集『IRON STILLS』は、講談社出版文化賞受賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞を受賞。最近では、変貌する渋谷をテーマにした「麒麟のような街」展、世界の野生動物をテーマとした「WILD BEAUTY」展、ロシアバレエを追った写真集「Give it Your All」等がある。


◆江守 正多 - 気候科学者
セッション1(緊急性)
もし今、何もしなかったら未来の地球はどうなっているのか。1.5℃・2℃目標はなぜその値なのか。気候変動は、人類が解決できる問題なのか。
国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長である江守が、科学的な視点から気候変動の緊急性についてアイディアを語る。

■ 経歴詳細
1970年神奈川県生まれ。1997年に東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に入所。気候変動リスク評価研究室長等を経て、2018年より地球環境研究センター 副センター長。社会対話・協働推進オフィス(Twitter @taiwa_kankyo)代表。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。2012年度日本気象学会堀内賞受賞。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」、共著書に「地球温暖化はどれくらい『怖い』か?」「温暖化論のホンネ」等。


◆木下 仁 - 農林水産省 林野庁 山村振興・緑化推進室長
セッション2(リーダーシップ)
林野庁入庁後、一貫して地方林政に取り組んできた木下が提案する、森林との関わりをライフスタイルに取り入れる「Forest Style」。森林保護を推し進める上で、その新しい価値概念を広めるべく、政府による先進的な取り組みを語る。

■ 経歴詳細
大学卒業後、林野庁入庁。国有林の最前線の現場業務などを経験した後、林野庁木材産業課で木材関係業務や広島県林業振興部長として地方林政に従事。現職では、全国植樹祭をはじめとする国土緑化行事を担当するほか、森林空間利用のビジネス化など地域資源の価値創造による山村振興を進め、森林との関わりをライフスタイルに取り入れる「Forest Style」を提唱。


◆古川大輔 - スターバックスコーヒージャパン株式会社 資材店舗開発調達部 部長
セッション2(リーダーシップ)
誰もが一度は訪れたことがあるであろう、スターバックスコーヒー。彼らはグローバル大企業としてサスティナブルな社会の実現に向け様々な取り組みをしてきた。スターバックスが考える環境に配慮した資材調達とは。そしてサスティナビリティ実現のために行っている取り組みとは。

■ 経歴詳細
2001年にスターバックス コーヒー ジャパンに入社。店舗のバリスタとしてキャリアをスタートし、2004年には全国の中から1名だけ選出される、スターバックスの中で最も狭き門のコーヒーアンバサダー・第3代目として就任。コーヒーの価値・魅力を高める取り組みに加え、CAFÉプラクティス等のサスティナビリティに対する啓蒙活動に従事。2007年から本社、商品本部に参加。ビバレッジ、フード、コーヒーといったビジネスの主力カテゴリーにおいて、戦略立案、商品開発、導入といった一連のカテゴリーマネジメントをリード。2019年よりサプライチェーン本部に異動し、2020年7月からは資材店舗開発調達部、部長として、資材調達、店舗開発調達に加え、エシカルソーシングとサスティナビリティ全般をリードし、現在に至る。中央大学卒業


◆羽生田 慶介 - サステイナビリティ・ストラテジスト
セッション3(変革)
これまで数多くの地球環境保護のルールメイキングがなされてきた。その度に、経済活動に制限がかけられてきた。やはり、経済的な価値追求と地球環境保護を両立する制度作りは不可能なのだろうか。
官民どちらのフィールドでも幅広い活動をされている羽生田が語る、現状を変革するアイディアとは一体どのようなものなのか。

■ 経歴詳細
経済産業省(通商政策担当),キヤノン(経営企画,M&A担当),A.T. カーニー(戦略コンサルティング),デロイト トーマツ コンサルティング執行役員/パートナー(Social Impact / Regulatory Strategy)を経て現職。経済産業省「Society 5.0標準化推進委員会」、JETRO「SDGs時代の海外ビジネスとジェトロ事業」研究会ほか政策検討委員を多く務める。
ダイヤモンドオンライン『それをやったら一発アウト!会社を潰す人権違反』、日経ビジネス電子版『羽生田慶介の丸わかり通商ゼミナール』の連載寄稿や講演・テレビ等の識者コメント多数。
一般社団法人エシカル協会理事。一般社団法人グラミン日本顧問。



◆三宅 香 - 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)共同代表、イオン株式会社 執行役 環境・社会貢献・PR・IR担当
セッション3(変革)
「一人ひとりができること」が地球環境を良くする。人口に膾炙している言葉だ。しかし気候変動の緊急性を考えると、悠長にしていられない。気候変動問題を解決するための制度・仕組みの中で、私たちは何を変えるべきなのだろうか。企業での先進的な環境への取り組みに加え、国連総会での気候危機回避に向けた事例審議にも参加した三宅が語るのは、一体どんなアイディアなのだろうか。

■ 経歴詳細
1991年にジャスコ株式会社(現イオン株式会社)入社。国際事業本部配属。2002年、イオン株式会社財務部配属。同社のブランディング部長を経て、2008年、クレアーズ日本株式会社代表取締役社長に就任。2013年、イオンリテール株式会社 グループお客さまサービス部長。その後、執行役員、広報部長、環境・社会貢献・PR・IR担当を兼任し、2017年より現職。2019年4月よりJCLPの共同代表を務める。



◆流郷綾乃 - 株式会社ムスカ 代表取締役暫定CEO
セッション4(突破)
ハエは世界中で嫌われている。
汚い/悪いイメージは簡単にはぬぐえない。
しかし、その価値を再定義することならできる。
「ハエは地球上の資源循環において大きな価値を発揮している」―この事実に着目し。半世紀1200世代にわたる選別交配によってサラブレッド化したイエバエを活用するスタートアップが日本に存在する。
何かを壊しながらではなく、自然が持つ循環する力を活用して地球に優しい未来を創っていくための昆虫産業発のアイディアとは・・・。

■経歴詳細
1990年、兵庫県生まれ。2児の母。
ベンチャー企業の広報として活躍後、フリーランスの広報として独立し、スタートアップや大企業に対してブランディングからマーケティングまで一貫した広報戦略コンサルティングを提供。2017年11月、広報戦略としてムスカに参画。18年7月に代表取締役暫定CEOに就任。19年4月より現職に就任。


◆秋田智司 - フロンティアアントレプレナー
セッション4(突破)
新たなイノベーションを起こす方法に、これをやったら上手くなどという万能な策はない。では、何が必要なのか。アフリカで現地の人と築いたビジネスの経験をもとに語る。

■経歴詳細
2013年6月にWASSHAの前身となるDigital Grid Solutions株式会社を東京大学 教授と共同創業、代表取締役CEOとしてサブサハラアフリカ地域において社 会課題解決型のビジネスを展開している。未電化地域を対象としたEnergy as a Service事業では、東アフリカのタンザニア・ウガンダを中心に2,500店舗 超の小売店を通じて電気のある暮らしを提供。IBMビジネスコンサルティン グサービス(現・日本IBM)、特定非営利活動法人ソケット共同創業を経て 現職。2006年早稲田大学大学院商学研究科修了。2016年よりStanford UniversityのFounders’ communityであるStartXメンバー。



◆長谷川 雅也 - 自然電力株式会社 代表取締役
セッション4(突破)
一般に一次・二次産業というものは、成長させればさせるほど、環境に負荷がかかる。
しかし、再生可能エネルギー(以下再エネ)による発電事業は、成長させればさせるほど、環境が改善される代物だ。
かつて外資コンサル会社のハードな環境で働いていた男は、休日に海に出かけて波に揺られては癒しを得ていた。そしてあるとき、彼は気候変動によって地球が危機を迎えつつあることを知る。海辺の風力発電施設を見た彼は、今ある自然環境を守るため、再生可能エネルギーの世界に身を捧げることを決断した。そして3.11を機に、新たな可能性を切り拓く。
再エネは地球に優しい。しかし地域にとっては脅威とも受け取られやすい状況があった。彼らはいかにそんな状況を突破したのか。また、可能性を見くびられがちな再エネだが、多くの人が知らぬ間に、状況は大きく変わってきている。そんな中で一人一人にできることは何なのかについても言葉を紡いでいく。

■経歴詳細
「自然エネルギー100%の世界を共につくる」というビジョンを軸に、洋上風力やソーラー シェアリングなど新たな形の自然エネルギー発電所の推進に注力。ドイツのjuwi社とjuwi自然電力設立後は、2018年6月まで同社代表取締役を務めた。国内外での発電所開発を統括し、国内洋上風力発電事業に向けてカナダのNorthland Power社、東南アジアでのルーフトップ型太陽光発電事業に向けたタイのConstant Energyとのパートナーシップ等を締結に導いた。また、国内で自然エネルギーの需要を推進するためのパートナーシップにも取り組む。
大学卒業後は、アビームコンサルティング株式会社、風力発電事業会社を経て、2011年6月に自然電力(株)を設立。1979年生まれ。
芝浦工業大学大学院工学研究科機械工学専攻修了。



◆大舘 弘昌 - 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン プログラム部 プラスチック担当
セッション5(行動)
企業や政府も様々な対策をしているが、プラスチックによる環境汚染は深刻であり、途上国をはじめとして大きな損害が生じている。抜本的な取り組みの必要性が叫ばれる。
そこで、彼はリユース(再利用)を基本とした世界を提言する。リユースが日常性を帯びた世界は果たしてどのようなものか。彼の話を聞けば、それが案外現実的なものであると感じることができるだろう。
「過半数が行動を変えなければ社会は変わらない」と人は無意識のうちに思い込み、諦めのような気持ちを抱きがちだ。しかし、彼の考えを聞けば、その気持ちは覆されるかもしれない。

■経歴詳細
1986年東京都生まれ。大学院卒業後、IT機器の輸入業に携わる。学生時代からの夢であった、市民の力による環境問題の解決を通じてより良い社会の構築に取り組むため、グリーンピースに入職。自治体・政府・企業への働きかけ、市民エンゲージメントを中心に活動。



◆マリコ・マクティア ーソーシャル・イノベーター
セッション5(行動)
気候変動、環境問題。知れば知るほど壮大で規模が多すぎる問題だ。なんて自分は無力なのだろうと絶望する人は少なくない。
絶望するのは簡単だ。
では、どのように行動すればよいのだろう。
そしてそれを多くの人に波及させ、社会を変化させる力にするにはどうすればよいのだろう。
同じく絶望していた一人だったマクティアがアクションを起こし、多くの人を巻き込んでいった経験から語る。

■経歴詳細
ロンドン大学卒業後、中日新聞社ロンドン支局に務め、2014年に駐日英国大使館の国際通商部に勤務。日本と英国間のイノベーションを促進すると共に、2017年よりフリーランスとして社会的企業でプロボノやコンサルティングの仕事を受け始める。同年一般社団法人Social Innovation Japan を立ち上げ、その一環として、ペットボトルの削減をミッションにした、日本初無料給水アプリ「mymizu」を立ち上げる。2018年に若手社会起業家を対象にしたプログラム「ChangemakerXchange」に採択され、Forbes JAPAN2020年10月号に、「セルフメイドウーマン」として取り上げられる。

公式Facebookでも詳細情報を発信しています。
https://www.facebook.com/tedxotemachi