スポーツ経営人材シンポジウム
ポスト2020に向けた「スポーツの成長産業化」に向けて
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【趣旨】
これまで日本のスポーツ文化は、企業が実業団スポーツを育て、行政が施設を建設し、指導者を育成した「昭和のスポーツ文化」から、地域密着型のプロスポーツを全国に浸透させた「平成のスポーツ文化」を経て、新たに「令和のスポーツ文化」を創造する時代へと移行した。令和のスポーツ文化とは、企業と強固な関係性を築いたプロスポーツの重厚な発展であり、公有施設のコンバージョン等を含めた、スポーツを触媒(キャタリスト)として最大活用する豊饒なスポーツ文化の創造にある。
折しも日本では、2019年ラグビーワールドカップ大会や、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会を直前に控え、スポーツに対する関心が大きな高まりを見せている。それに加えて、スポーツ庁が掲げる2025年に現在のスポーツ産業規模を3倍にするという目標に呼応するように、バスケットボールや卓球がプロ化に踏み切り、スポーツ×テクノロジーに関与する企業が増加するなど、スポーツビジネス全体に対する社会の関心が強まっている。今後、このような動きを加速化し、ポスト2020に向けたスポーツの成長産業化を実現するには、スポーツ経営人材の育成と活用が不可欠である。そこで本シンポジウムは、日本の「企業」と「スポーツ」に必要なスポーツ経営人材の育成システムの確立に向けた議論を行うことを目的とする。
【詳細】
日時:2020年2月27日
場所:早稲田大学国際会議場1階
主催:スポーツ庁、早稲田大学
共催:筑波大学
後援:株式会社電通
参加費:無料
時間:13:00-17:00 (受付は12:30~)
【プログラム】
開会の挨拶
鈴木大地氏(スポーツ庁長官)
基調講演:スポーツ経営人材が求められる時代背景
原田宗彦氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
特別講演:スポーツによる企業経営の価値創造
柳弘之氏(ヤマハ発動機株式会社代表取締役会長)
講演1.スポーツ成長産業化の施策について
川合現氏(スポーツ庁参事官 民間スポーツ担当)
講演2.スポーツMBAプログラム の目指す姿
長谷川博和氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
講演3.スポーツ科学カリキュラムに設置するスポーツウェルネス経営人材養成プログラム
高橋義雄氏(筑波大学体育系准教授)
休憩(14:50-15:10)
報告 海外のビジネススクールに設置されたスポーツMBAプログラム
佐藤晋太郎氏(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
シンポジウム:ポスト2020に向けたスポーツMBAプログラムの可能性
コーディネーター:松岡宏高氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
・菅野寛氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・大井義洋氏(株式会社電通グローバルスポーツ局室長)
・川合現氏(スポーツ庁参事官 民間スポーツ担当)
・久野譜也氏(筑波大学体育系教授)