OpenCU WorkShop 佐藤達郎「オン」から「オフ」へ〜激変する広告の目線を学ぶ<第3回>

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開催日程

2013/05/15(水)19:30 ~ 21:30

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「オン」から「オフ」へ〜激変する広告の目線を学ぶ

マス広告を主に担当して来た「オフライン」の人たちが、急速なデジタル化 / ソーシャル化 の大波の中で、「オンライン」の知見を必死に学んで来たのが、ここ10年ほどのこと。そして、今。「オン」と「オフ」のボーダレス化が加速する中で、今度は、「オンライン」を主戦場にキャリアを積んで来た「オン」の人にこそ、「オフ」の知見をも取り入れた総合的なスキルが求められ始めています。

本講座では、「オン」の人が「オフ」の知見を得ることを念頭に置きながらも、すべてのマーケターを対象に、全3回の講座を通して激変する広告の今を学び、ボーダレスなスキルを身につけることを目指します。

第1回では、デジタルマーケティング領域に特化したコンサルティングサービスを提供し続けて来たルグランの共同CEO泉浩人さんをゲストに迎え、“なぜ、今、オンとオフの融合が重要になって来ているのか”を、実際の広告やキャンペーンを事例に分析します。第2回では、オフ(総合系)のクリエイティブ・スキルの基本を丁寧に解説。そして、第3回では、講師が独自に開発したBTC(Behind The Creative)シートを使って、“世の中にある実際の広告”がどういう発想で作られているかを、自分で学べるように訓練。講座受講後も継続的にクリエイティブ力を高めて行く、その基礎を身につけていただきたいと思います。

 

❏カリキュラム

第1回「“オン”から“オフ”へ、ボーダレス型スキルの必要性」
2013年4月10日(水)19:30〜21:30 @loftwork Lab(渋谷区・道玄坂)
講師:佐藤達郎氏 ゲスト:泉浩人(株式会社ルグラン)


なぜ、今、オンとオフの融合が重要になってきているのかを、まずは、オンライン広告の視点から泉が説明。
その後、オンとオフの垣根がなくなりつつあるということを、実際の広告やCMを事例に分析。


 


第2回「“オフ”の知見を学んで“、オン”に活かそう」
2013年4月24日(水)19:30〜21:30 @loftwork Lab(渋谷区・道玄坂)
講師:佐藤達郎氏


→同じ“クリエイティブ”という言葉が示す内容ひとつとっても、“オン”と“オフ”、WEB専業系と総合系では異なっている。
プロセスの3層構造について説明。
目的・目標 > 訴求ポイント(What to say)> 表現 / クリエイティブ(How to say)。
→テレビCM制作の実際の流れを例にして、オフ(総合系)のクリエイティブ・スキルを学ぼう。


第3回「自分で学べるBTCシートで、クリエイティブ力を高めよう」
2013年2013年5月15日(水)19:30〜21:30 @loftwork Lab(渋谷区・道玄坂)
講師:佐藤達郎氏


→①あのCM、この広告。世の中で話題のクリエイティブを見て、その裏にある考え方や工夫を探ってみよう。
→上記①の手法は、大手広告代理店でも盛んに行われている手法。講師が独自にアレンジしたBTC(Behind The Creative)シートを活用し、
 参加者の方にもこの手法を伝授します。
→このBTCは、いわば「発想を逆側から遡って考える」手法。この訓練を積むことによって、自らのクリエイティブ力は格段に高まります。
 

 

❏ 講師プロフィール

佐藤達郎
多摩美術大学教授、カンヌ国際クリエイティビティ祭の日本代表審査員

一 橋大学社会学部卒、青山学院大学経営大学院修士課程(MBA)修了。ADKから博報堂DYMPを経て、2011年4月より多摩美術大学教授(マーケティン グ・コミュニケーション論/メディア論)に就任と同時に「コミュニケーション・ラボ」代表(執筆・講演・研修・企画・コンサルティング等)の活動も開始す る。日本広告学会常任理事。
・著書:『教えて!カンヌ国際広告祭 広告というカタチを辞めた広告たち』(アスキー新書)、『自分を広告する技術』(講談社+α新書)、『アイデアの選び方』(阪急コミュニケーションズ) ほか多数。
・受賞歴:カンヌ国際広告祭、アジア・パシフィック広告祭(アドフェスト)、東京インタラクティブアドアワード(TIAA)、ACC賞など・審査員:カンヌ国際広告祭フィルム部門、アドフェスト、New York Festival、ACC賞など。http://satotatsuro.com/satotatsuro/

 

❏ゲストプロフィール

泉浩人
株式会社ルグラン代表取締役 共同CEO

慶應義塾大学経済学部卒、米国ジョージタウン大学経営大学院修士課程(MBA)修了。三井銀行(当時)、フォード自動車を 経て、独ベルテルスマン社のオン ライン通販事業 (bol.com)を立ち上げる。2002年からはオーバーチュア(現ヤフー)の日本進出のスタートアップメンバーとして、経営全般に携わる。2006年 に株式会社ルグランを設立。国内外のクライアントに対し、検索エンジンマーケティングをはじめとするデジタルマーケティング領域に特化したコンサルティン グサービスを提供。2008年12月、Yahoo! Googleの検索連動型広告を最大限に活かす「SEM 成功の法則」を刊行。2009年10月に、米国オンライン・リサーチ会社の最大手「ヒットワイズ」社ジェネラルマネージャー、ビルタンサー著の『クリック 「指先」!が引き寄せるメガ チャンス』 を監訳。また、2012年3月には、ビッグデータを活用するための情報ブログ「I LOVE DATA」を開設し、ビッグデータをマーケティング活動に有効活用するための情報発信を行なう。直近では、2012年第4回AKB選抜総選挙を予測。新た に構築された予測モデルと精度の高い分析結果が注目され、幅広いメディアで取り上げられる。http://www.legrand.jp

参考:【対談】佐藤達郎氏と泉浩人が語る「ソーシャルメディア時代に求められる広告」