ユーグ・ヴァンサン (Hugues Vincent) cello from パリ 来日ツアー in 名古屋 Iwase Kumi(sax.cla)  臼井康浩(g) 石渡岬(tp) Rieko Okuda (violin) Antti Virtaranta (bass)

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開催日程

2013/01/19(土)19:30 ~ 22:00

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詳細

1/19(土)名古屋なんや tel:052-762-9289

             open18:00 start 19:30   2,000円+ order

           http://www.nanyagokiso.com/

         ユーグ・ヴァンサン (Hugues Vincent) cello from パリ

         Iwase Kumi(sax.cla)     

         臼井康浩(g) 石渡岬(tp)

    Rieko Okuda (violin) Antti Virtaranta (bass)

 

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Hugues Vincent

 

 チェロクラシックをDenise Cherretに習いながら平行してジャズをl'edimとコンセルバトワールモントルイユ学び、ミュージコロジーのライセンスと、音楽教員資格をパリ第8大学で取得し、インプロヴィゼーションを研修やマスタークラス(とりわけSophia Domanchich, Didier Levallet, Régis Huby, Vincent Courtois, Barre phillips, Ernst Reisjegerなど)で身につける。

 

 いくつもの企画やコラボレーション ;トリオ ”Tilbol” ;デュオ “CelluloÏde »(ラベルOdiolorgnette Franck Smith) ;Joël Leandreの ”String Project” ;大友良英の ”ニュージャズアンサンブル” ;David S Wareの弦楽アンサンブル ;Bobun (ヴィオラ奏者フランツリロとのデュオ) ;チェロ奏者森重とのデュオ ;盆ノ窪セプテット(フランス/日本人の即興) ;スカのグループ ”Le Pélican Frisé”(ディスク3枚有) ; Bolitzのトリオアクースマティックなど。  « Four Roses For Lucienne »(Roland Toporのテキスト)の音楽企画 様々な即興の出会い(Jean Luc Cappozzo, Vincent Courtois,Claude Tchamitchian,Jean François Pauvros, Luc Ex, 佐藤真、沖至....)をし、ダンスコンテンポランのいくつかのカンパニー( Compagnie « Un Instant », Chia Yin Ling, Bernardo Montet)や、舞踏(今貂子,Imre Thormann)のための作曲、即興。

 ソロではアクースティック、エレクトロアクースティックでの即興、CD  « Phonoscope &Fabulettes », « Tales of Noboru »,  « Onkyo no Hako »)制作、様々な舞台クリエーションなど世界各国(ドイツ、スイス、ベルギー、オランダ、イタリア、アメリカ、モロッコ、エジプト、日本など)で活躍。

*Hugues Vincent
http://www.myspace.com/huguesvincent

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岩瀬 久美

Education/Working experience

2000年音楽留学のため渡仏。

サックスフォンをフィリップ ポルトジュア氏に師事。

ジャズ、即興、ジャズ作曲をギョーム ロワ氏に師事。

クラリネットをイサベルデュトワ氏に師事。

作曲、エレクトロニクス音楽をニコラ ヴェラン氏に師事。

ソルフェージュ、和声、室内楽。

 

マスタークラス サウンドペインティング

マスタークラス 映像のための音楽(シャルル パパゾフ氏)

マスタークラス ジャズ現代音楽(ドミニク ピファエリ氏)

マスタークラス ジャズ現代音楽(ダニエル ユーマー氏)

マスタークラス ジャズ現代音楽(ベナー アーシェリ氏)

マスタークラス 現代音楽、即興(ヴィンコ グロヴォカ氏)など...

 

 現代音楽、即興音楽の作曲、演奏家。パリで画家/エレクトロニクス/サックスのトリオ、ダンスやコメディアンとのコラボレーション、ヴォイスとのデュオ、ジャズカルテットのグループなどとたくさんのコンサートを催している。岩瀬久美は作曲、即興などの分野でいろいろな人とたくさんのクリエーションをしたいと考えている。

 

 

Grant/awards

 

 

2003 ユーファムコンクール(2位), アドルフサックスコンクール(2)

2004 サックスフォンのディプロム取得

2004 室内楽のディプロム取得

2009 ジャズのディプロム取得

2011 ブローニュ ビランクール国際作曲コンクールで1位取得

 

 

Some workshops & performances

 

2007-8 ビッグバンドのアレンジ

2009ダンスとのコラボレーション

2010ドキュメンタリー映画のための音楽作成

2010-11コメディアン、作詞家との詩と即興音楽のコラボレーション

2011 阿部公房、村上春樹、吉本ばななの短編小説をもとにしたクリエーション

2012 短編映像のための音楽作成

 

 

 私はフランスの音楽学校で特に現代音楽とコンテンポランジャズ、即興音楽、エレクトロニクス音楽を勉強しつつ、作曲をはじめました。最初に気がついたことは、即興と作曲とは非常につながりが深いということです。現代音楽では作品を作るときにその楽器しかできないテクニックを使ったり、その演奏者にしかできない技術を取り入れたりすることはよくあります。エレクトロニクス音楽ではその場所にしかない音を録音して使ったりします。即興音楽は現代音楽、エレクトロニクス音楽、ジャズ、伝統音楽など何でも取り入れられ自由が多いと同時に、作品の構成や道筋をたてることも大切だと考えます。ミュージシャンに自由な部分を残し、開放的な作品の中に方向性がはっきりあり、聴く人が多少の驚きを伴って聴けるような音楽、そして伝統に捕われない自由な発想を持った音楽を作りたいと思っています。

 

 どんなアートとでも作品になりうる即興音楽は各演奏者であると同時に作曲者が集まって作る総合即興作曲作業で、各個人の持っている文化の交換、交流手段だと思います。私はフランスで勉強をしているうちに、日本に住んでいた時と違った観点から改めて日本の文化を感じました。日本の文化に基づいた音、そこの場所にしか存在しない音を用い、フランスで学んだ音楽の表現による作曲、即興方法を基にオリジナルな企画をしていきたいです。

http://soundcloud.com/kumi-iwase