東南アジアでも、2015年5月、およそ8,000人が庇護を求めて、マレーシア、タイ、インドネシアに押し寄せました。多くはミャンマー(ビルマ)やバングラデシュ出身で、政府の迫害や極度の貧困に苦しめられ、危険な海を渡ってきたのです。しかし、当局は、食料や水が尽き、極限状態にあった彼らを保護するどころか、沖へ押し戻し、命を危険にさらしました。船の中には、女性や幼い子どもたちもいました。
■ 小尾 尚子(おび・なおこ)
国際基督教大学行政学研究科(国際法・国際機構論)博士号。1987年より国連難民高等弁務官(UNHCR)に勤務。ケニア、フィリピン、タイなどのUNHCR(地域)事務所、及びスイス・ジュネーブ本部で上級法務官、上級政策オフィサー、国際保護局コミュニティ開発、女性、子どもの保護、ジェンダーの平等担当課長として勤務。2012年よりUNHCR駐日事務所副代表(法務担当)。
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