【「ワインやウイスキーのようにヴィンテージで楽しむ日本酒」をコンセプトにした1984年仕込みのvintage日本酒「1984 The bitter sweet symphony」のリリースパーティーにご参加頂けます。】
お酒の銘柄の由来にもなったThe Verveの名曲「Bitter Sweet Symphony」を聞きながら、誕生秘話を語り、1984を楽しむ会です。また、1984のお酒に合う軽食とのマリアージュをお楽しみいただけます!
私たちは、これまで“酒を「デザイン」する”をコンセプトとしたオリジナル日本酒「桜咲け!」や、「『杜氏の名前』を全面に打ち出すお酒」をコンセプトにしたオリジナル日本酒「Stars」など、従来の枠にとどまらない新しい“SAKE”を、クラウドファンディングの仕組みで「お客様が本当に欲しいと思う商品を、お客様と一緒に創る」をモットーに展開して参りました。
今回は日本酒業界ではあまり日の目を浴びていない“vintage日本酒”が持つ新酒と全く異なる魅力を伝えるため、“vintage日本酒”として1984年仕込みの熟成古酒の開発に取り組んで参りました。
日本酒は新酒を嗜むのが一般的で、2年目から古酒と呼ばれてしまいます。そうした年代物の熟成日本酒は一部の愛好家からは強い人気を誇りますが、一般的には特別なものとされあまり飲まれていないのが現状ですが、これは非常にもったいないことです。
一般に流通している熟成古酒は長くて20年ですが、今回我々が開発を試みる熟成古酒はなんと32年前から熟成しているお酒です。30年ものとして出回っている古酒は非常に珍しいのですが、ぜひ皆様にプレミアムなSAKEをお届けしたいと思い、徳島県の三芳菊酒造と協力して今回プロジェクトを発足しました。
「1984 The bitter sweet symphony」は、一般的な日本酒と異なり、仕込みに日本酒を用いた貴醸酒を熟成させました。貴醸酒はもともと琥珀色を帯びており、それが32年の長い化学変化を経た結果、目を引くような黒色へと変化したのです。一般的に、熟成が進めばアルコールの作用から酵素の働きが止められ、発酵は止まってしまいます。
しかしこのお酒は熟成の段階でアルコール度数を抑えることで、酵素の働きを止めさせませんでした。その結果、完全発酵が進み糖が分解され、貴醸酒の特徴である甘みのほとんど残らない、香ばしく非常に酸味の強い洋酒のような味わいとなっております。更に余韻に残るほろ苦さとほんのわずかな甘みが、熟成古酒らしい深みを生み出しています。長い余韻は食後酒向きですが、シェリー酒のように食前酒の感覚で呑んでいただくのもおすすめです。
*イメージ
30年超の熟成によって生み出される深い色合いや味わい、香り、そしてお酒のもつストーリーをこの機会にぜひお楽しみください!
※日時:2016年9月11日(日)15:00~17:00
※場所:黒い月(東京都港区南青山5-8-11 BC南青山 B2F)
※主催:Js株式会社