「カバーアルバム第一集 発売記念特別ライブ」
彼を語る事は簡単じゃない。ROVOやPLAYGROUNDなどで活動するミュージシャンであり、画家、文筆家など才能を多様に併せ持ち、音楽活動一つとっても多方面へと突き進んでいる。今回は『山本精一カバー・アルバム第一集』発売記念ライブ。ジャックスの名曲をはじめ、これまでのライブで演奏されてきた曲も収録されているという。(しかも第一集なのだっ!)彼を紐解く一つのきっかけとなるような作品だ。この日、カバーされた曲達が‘山本精一’というフィルターを通してどんな新たな世界を生み出すのか。そして彼の奥底に少しでも近づけるのか?今は心してこの時を待つしかないのです! (脇田妙子)
2/26(火)Tokuzo tel: 052-733-3709
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「カバーアルバム第一集 発売記念特別ライブ」
山本精一
18:30open 19:40start
前売¥2,600 当日¥3,000
山本精一プロフィール
世界的な評価を得ている大阪のオルタナティヴユニットボアダムスに中心メンバーとして1986年 - 2002年まで在籍。現在は、日本の人力トランスバンドのパイオニアROVO、Phewとのミニマル・パンクバンドMOST、ムーンライダースの岡田徹とのポップユニットYA-TO-Iなど、多くのユニットで主に作曲、編曲を担当。
現在に至るまでアヴァンポップの最前衛の一人であるが、いわゆる「アヴァンギャルド」の範疇にいる音楽家ではない。楽器では主にギターのパートを務め、想い出波止場、羅針盤、 PLAYGROUND、PARA、 PSYCHEDELIC JET SETSなど自身がリーダーをつとめるユニットも多数存在する。映画音楽を担当することもあり、『アドレナリンドライブ』(矢口史靖監督/1999年)、『殺し屋1』(三池崇史監督/2001年)、『マインド・ゲーム』(湯浅政明監督/2004年)、『TOKYO LOOP』(オムニバス/2006年)などで知られている 。
文筆家としても活動しており、様々なメディアへの評論、文芸誌等へのエッセイや小説の寄稿も行なっている。雑誌ギターマガジンに連載していたコラムをまとめた書籍がこれまでに2冊発行されている。また、大阪市浪速区のライブハウス「難波ベアーズ」の店長を1987年から現在まで務めており、関西インディーズシーンの重要人物である。アルケミーレコードや非常階段のリーダーとして知られるJOJO広重には、「極めつけな変人」と称される。高校野球、漫画、写真、絵画、骨董収集など多彩な趣味を持つ。