趣味と実益を兼ねた新しい資産として注目しているのが「現代アート」です。鑑賞して楽しみながら、資産としての期待も持てるという特徴があります。
欧米ではアート作品を所有するのが、「知性ある嗜み(たしなみ)」としてリスペクトされており、その流れは日本にも広がりつつあります。
しかし、現代アートの独特の流通システムや作品への評価の難しさがあり、専門家のアドバイス無くいきなり購入するのは非常に危険です。また、投資対象としての視点を持つことも欠かせません。
今回、白金にあるギャラリー「山本現代」の協力を得て、同施設を主宰する山本氏、アートディーラーとして長い経験と実績を持つ三井氏、そしてアーティストとして活躍する今津氏の3名による現代アートセミナーが実現しました。
作品例は下記をご覧ください
また、新作数点を含む今津景氏の作品を展示し、希望者の方には当日ご案内いたします(価格は120x90cm程で80 万円程度)
<セミナー内容>
ゴッホの時代から現代へ、その違いとは
現代アートとは(マルセル・デュシャンの功績)
村上隆がなぜ有名になったのか?
作家として世界に認められるにはルールがある
アーティスト今津景の魅力
※今津景氏本人から作品の説明も予定しております。
また、会場では軽食をご用意し、講演終了後は3名の登壇者との懇親の時間もございます。終了後には、2次会も企画しております(参加費実費)。
<登壇者のご紹介>
山本裕子氏(山本現代主宰)
東京都生まれ。2004年に東京、文豪の花街・神楽坂の工場街に現代美術のギャラリー「山本現代」をオープンし、2008年に港区白金の現スペースに移転。ヤノベケンジ、小谷元彦、今津景、ニコラ・ニュフ、宇川直宏など、メディアやジャンルを叉にかけた手法で、強いコンセプトを持つアーティストを紹介している。
今津景氏(アーティスト)
1980年山口県生まれ。2004年多摩美術大学大学院美術研究科修了。
近年、インターネット上に公開されている未返還、もしくは略奪や破壊などの行為を受けた美術品のイメージを収集し、デジタル処理を加えキャンバスへ描き出すシリーズを展開。在学中より国内のギャラリーを中心に作品を発表し、近年ではアジアの展覧会に出展するなど精力的に活動している。2009年VOCA佳作賞受賞。2013年第5回絹谷幸二賞奨励賞受賞。
主な展覧会にSHINING REPLACE(2010, 第一生命ギャラリー, 東京)、PRUDENTIAL EYE ZONE(2015, Art Science Museum, シンガポール)、Repatriation(2016, 山本現代, 東京)、Intimate Curiosity―Invitation to Japanese Collectors of Contemporary Art(2016, 香港アートセンター, 香港)など。
三井一弘(美術商、アートディーラー)
NBS Chapman University校卒業。帰国後国内にて現代美術作家として数々の展覧会を開催。
1998年オークションハウス・クリスティーズ(NY)にて開催されたイブニングセールで、ピカソ作「アルジェの女」が当時ピカソの最高落札価格にあたる78億円で落札される衝撃的な瞬間に立ち会う。その体験を機に美術商に転身。
1999年、美術界で世界的権威を持つウイルデンスタイン画廊(NY)の東京店、ウイルデンスタイン東京に入社。14世紀イタリアの宗教画からべラスケス、レンブラントを始め、フランス・ルイ王朝のロココ派、パテール、ヴァトー、ブーシェ、フラゴナールや新古典主義。バルビゾン派。印象派ではブーダン、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ等。モディリアーニ、シャガール、ピカソ、ジャコメッティ、カンディンスキー、アドルフ・ゴットリーブから現代美術。写真(ヴィンテージプリント、現代)そしてアフリカ・プリニティブ・アート(原始美術)まで多岐に渡って取り扱う。
現代アートのフロンティアランナーとして活躍する3名のプロフェッショナルがギャラリーで一堂に会する貴重な機会。会場のキャパシティから限定数での募集となりますのでお早めにお申込みください。