前回の大島保克さんのライブの終演後、次はぜひまた鳩間可奈子さんを連れて来てください！と無理を承知でお願いしておいたら本当に実現しちゃいました。得三で初めて鳩間可奈子さんの歌を聴いたのは7年ほど前。とにかく衝撃的だった。まだ20歳そこそこだった彼女の歌いっぷりは実に堂々としていて、そして情感もたっぷり、けして熟練の唄者達にひけをとらない存在感でした。今回はタイトルからして、八重山諸島のユンタ、ジラバ、掛け合いの歌などがたっぷり聴けると思います。泡盛片手に島唄を聴きながら新年のお祝をしましょう！（酒井弘美）

1/14（月）Tokuzo　tel: 052-733-3709

http://www.tokuzo.com

「大島保克　初春の八重山歌会」 

大島保克

共演：鳩間可奈子

18:30open 19:30start

前売￥3,800　当日￥4,200

大島保克（おおしまやすかつ）　[うた、三線（さんしん）]

　大島保克は、出身地である八重山諸島、沖縄各地に古くから伝わる歌と、自作のオリジナル曲などをうたう唄者(うたしゃ)として、国内・海外の各地で演奏活動を行っている。これまで6枚のソロアルバム、2枚のコラボレーションアルバムをリリースしているほか、楽曲提供、朗読作品の音楽担当などの形で多数の作品に参加している。
　沖縄各地に古くから伝わる島唄を丹念に掘り下げうたい継ぐ"伝統島唄の新しい継承者"としての一面と、積極的にオリジナル楽曲を歌い様々なアーティストとのコラボレーションや楽曲提供を行う"新たな島唄の作り手"としての一面を、どちらも同時に"自身の島唄"として今にうたう。
　うたと三線による独りでの演奏スタイルを原点とし、関東を拠点にその活動を広げている。

石垣生まれ。
小学３年生の時、祖母から三絃で『もしもし かめよ』を教わったのをきっかけに三絃に惹かれ、 八重山民謡を習い始める。中学の３年間は、鳩間島で祖母、曾祖母と同居し島の中学校に通った。 ‘９８年テレビ収録で鳩間島を訪れた知名定男が彼女の堂々とした歌いっぷりに惚れこみ、書きおろしの作品『千鳥』を仕上げる。テレビで『千鳥』を唄ったところ視聴者からの反響が大きく、一気にＣＤ制作の話まで進み、彼女のデビュー作となる。
２０００年、九州・沖縄サミット開催記念事業として行われた、沖縄芸能派遣団の一員として海外公演に参加（ロシア、フランス、イタリア）。