10,000日はおよそ27年です。
つまり、あなたが27歳をこえているならば、あなたはすでに10,000日を生きたことになります。仮に54歳だったとしたら、20,000日です。
人間が生きられるのは30,000日と言われていますが、これはおよそ82際なので日本人の平均寿命ですね。
今までの人生は、あっという間だったでしょうか?
いずれにせよ紆余曲折があり、それによってあなたの個性は作られてきたと思います。
それを1つのシンボルアートにしてみようというのが、このワークショップの狙いです。
シンボルアートは、簡単に言えば個人のロゴのようなものです。
ただし、ロゴがもっぱら崇高な理念をかかげるのに対して、シンボルアートは良し悪しの判断を越えたもの。あなた自身の象徴と言えます。
言い方を変えれば、それは抽象的で内面的なあなたの肖像画なのです。
シンボルアートは、市場価値をもって世の中に出回ってはいる商品ではありません。
それは、あなたにとっての絶対的な価値をもって、自分の中に眠っている宝物です。
自分自身の内面を覗くことを内観と言います。
シンボルアートの作成に際しては、まずはこの内観をしっかりと行っていただきます。
とはいえ、自分のことって、自分ではなかなかわかりませんよね。
自分の顔を見るのに鏡が必要なように、自分の内面を見るためにも鏡が必要です。
では、人間の内面にとっての鏡とは何か?
それは、他者、つまり他の人の存在です。
普段はその役割をスギオカがにない、これまでに多くのシンボルアートを作ってきました。そのそれぞれが思い出深く、深く印象に残っています。
なぜなら、シンボルアートはその人を象徴する図案なので、それを思うことはその人に深くコミットすることになるからです。
ただし、当然スギオカだけがそれを行ったのでは対応数に限りがありますし、やはりいささか高額になってしまいます。
そこでひらめいたのがワークショップ形式による相互内観でした。
参加者同士で相手を映す鏡になってもらえば、この楽しみは飛躍的に広がります。
嬉しいことに、参加者同士の間に生まれる新しい友好関係は、他にはないとても素敵なものでした。
シンボルアートは、別名「人生の結晶」と呼ばれます。
これまでの人生で形づくられた、あなたの個性や思いが凝縮されたものだからです。
作り方としては、記憶の洞窟からまず原石(ラフ案)を取り出し、その後それをキレイに加工します。
このワークショップは、そのラフ案をご自身で描いてもらうプログラムです。
もちろん、中には「自分の個性ってわからない…」「絵心がないんだけど…」という方がいらっしゃると思います。
でも、大丈夫!
どんな方にでも、自分の手でラフ案を描いていただける工夫こそ、本プログラムの特徴だからです。
そもそも、目指すところは「うまい/へた」ではありません。その人らしいかどうかがシンボルアートの価値軸なので、技術を越えたところに喜びがあるのです。
そして、何より嬉しいのは参加者の方にとても楽しんでもらえることです。
それは、もう遊んでいるように(笑)
実際、プログラムはカードゲームを楽しむところからスタートします。
スギオカが開発した『PAAR』と『Digital Numeral』というカードゲームを使う、和やかなペアワークです。
プログラムを通じて、あなたは次のものを手に入れられます。
1 シンボルアートのラフ案
2 新しい自己認識
3 発想と素描のコツ
4 運命的な交遊関係
いずれも、他のワークショップやセミナーでは、ちょっと手に入らないものです。
大げさに言えば、世界初(?)のプログラムだと思います。
貴重な体験を、ぜひお楽しみください。
なお、終了後は近くのお店で懇親会も予定しています。参加費用は3.000円程度。プログラムが終了した段階で、参加者を募ります。
当日のプログラムは、ざっと以下のような感じです。 |
10:00~10:20 | プログラム全体の説明 |
10:20~10:40 | 完成サンプルに関する意見交換 |
10:40~11:40 | カードゲーム(PAAR、Digital Numeral、Dixit) |
11:40~12:00 | 質問用紙に回答 |
12:00~12:40 | 昼食 |
12:40~13:00 | 午後のプログラムの要点解説 |
13:00~13:20 | 回答サンプルに関する意見交換 |
13:20~13:40 | キーワードの抽出 |
13:40~14:00 | キーワードの統合 |
14:00~14:20 | 言葉→イメージの解説 |
14:20~15:50 | ラフ案作成 |
15:50~16:20 | 結果の共有 |
16:20~16:40 | まとめとデータ化の解説 |
初対面の人と打ち解けるのは容易では有りません。
が、その点もご安心ください。
スギオカが考案したカードゲームによって、初対面とは思えないほどまたたく間にあなたは運命のパートナーと信頼関係を結ぶことができます。
上のロゴはスギオカ自身のシンボルです。 その名前は「ス・キ・カ」が2回づつ出てくる、ちょっと変わった構造を持っており、そのことを題材にしています。同じ音を大きな円で結びつけ、濁点を小さな点にしました。
全体としては『ぼのぼの』というマンガの主人公(ラッコ)の顔にも似ていますね。
ちなみに、漢字で書くと「杉岡一樹」。杉の岡の一(本)の樹というわけで、意味の面からもちょっとダジャレっぽい名前です。
以上のような偶然性をスギオカはとても喜んでいます。人やものの違いをあげつらうのではなく、同じこと、似ていることを楽しむ感性にひかれているからです。
【略歴】
1965年 広島県生まれ(双子座/O型)
1989年 東京造形大学 絵画科1類卒業
1990年 東京造形大学 研究課程修了
研究課程修了後は、現代美術作家のアシスタント(河原温氏『100万年のカレンダー』、川島猛氏『ドリームランドシリーズ』等)を経て、広告代理店に就職。その後、出版社やデザイン制作会社等に勤務し、2014年に株式会社青い街を設立しました。現在は、カードゲームの企画・販売とシンボルアートの作成が活動の中心です。
【論文】
「現代美術における彫刻彩色の問題」
「スケープゴートとしての二人のG」
「カンヴァセイション・ピーシズ(家族の肖像)/視の迷宮のとば口にて」
「侍女たちの考古学」
【カードゲーム】
「UNGERADE/奇数」
「PAAR/恋人同士」
「GRUND/裏切りの理由」
「再見/また会いましょう!」
「Digital Numeral/電算数字」
【役職と資格】
・株式会社青い街:代表
・M&T KONDO美術財団:評議委員
・JADPメンタル心理カウンセラー
・ACHIEVUSトレーナー
【ワークショップ参加者の声】
難しそうと思っていたが、作品ができてよかったです。
やってみると案外できるもんだなあと思いました。
また雰囲気もとてもよく、いい時間がすごせたことは、作品ができあがった以上にうれしかったです。
ありがとうございました。
参加する前と後では、気持ちがぜんぜん違っていました。
なんだかスッキリした気分で心地いいです。
前半のカードゲームでペアを決めるプロセスもユニークですね。
初めての体験で、どんなものが出来上がるのか、楽しみでした。
試行錯誤の中、勝手に出来上がった様な気がして不思議な感覚でした。
大変おもしろかったです。 アイスブレイクのカードゲームもすごく良かったです。
たいへん勉強になりました。
デザインのこと、自分自身を見返すこと。
パートナーのキャラクターをどう理解するか、ということ。
又、カリキュラムの立て方、カードゲームの導入、と。
細かい部分もいろいろ配慮があり、感動しました。
たくさんの人に参加して頂きたいですね。