井上敦 さんは2010年 千種文化小劇場にて「音楽のエロス2」リサイタルでPAスタッフをさせていただいたこともあり、 そのご縁で今回のTokuzoでのライブが実現しました。プロフィールを読んでいただいてもお分かりなようにダイナミックな活動をされております。体調を壊されて活動休止していた時期もありましたが、また本格的な活動を再会。ベテランならではの洗礼されたライブとなるでしょう。乞うご期待(Tokuzo 臼井康浩)
2015年 6/9(火)名古屋Tokuzo tel:052-733-3709
18:30 open 19:30start 2500円 当日2800円+order
電化ハロハロ2 : 井上敦 (key&PC)後藤睦実(sax) 内山照雄(gt) 飯沼真(bass)阿部裕司(dr)
音源はこちら
http://eros2.seesaa.net/article/369151125.html
井上敦 プロフィール
音楽家で起業家
10代後半より、ブルース、ロックンロールなどのアマチュアバンドにて活動を開始。
その後、クロスオーバー、フュージョンそしてジャズ...と繋がって行く。
20代前半、名古屋の老舗「ジャズインラブリー」デビュー。
和田直ニューグループ等を経て、30代前半まで様々なバンドにて活躍。
同グループにて「スリーブラインドマイス」よりCDデビューの予定となるも、当のレコード会社が潰れ中止に...
並行してTVCM、TV及びラジオ番組のタイトル曲、ビデオ、イベント等の音楽制作等も手がける。
また「コンピュータミュージッククッキング」等の著作なども手がける一方、ヤマハのデモンストレータとして、台湾・アルゼンチン・メキシコなどでデモ演奏を行う。
30代前半より音楽活動を事実上停止し、細々とライブ等を行う。
2年程、全くピアノを弾かない時期も...
その間に小さな会社を設立し「子供の音楽教室」を開設。
http://a-house.seesaa.net/
30代後半...とある事から、ギレルミ・フランコ、アルベルト・ベセイラ両氏と「NOVA BOSSA NOVA」を結成し、ピアニスト及びコンポーザーとして全米デビュー。
同バンドはメンバーにボブ・ミンツアー、ジョー・フォード、クラウディオ・ロディティ各氏などを迎えたスーパーバンドで、ニューヨークのアルカディアレーベルから「ARKADIA JAZZ... IN THE BEGINNING 」「Jazz Influence」「ARKADIA JAZZ ALL-STARS/Thank You, John! 」をリリース、国内では徳間ジャパンより発売。(2007年10月31日現在、国内版は入手不可)
特に「Jazz Influence」は、 全米GAVINチャートで上30位台にノミネートされたスグレもの...かの「ジーニアス」ビリーテイラーをして「ジャズクラシック!」と言わしめたとか!
また「ARKADIA JAZZ ALL-STARS/Thank You, John! 」は1998年グラミー賞にノミネート!! スウィングジャーナル誌ゴールドディスクにも選定される。
(残念ながら僕は不参加...)
40代前半は、子供の音楽教室に専念。
大小のレッスン室に加えて託児ルームやホールから成る、三棟の専用教室を有する規模となる。
またイタリア、オーストリアからダルクローズやオルフの世界的に著名な音楽教育家を招聘、一時期は450名超の在籍数となる。
40代後半、音楽教室の拡大が自らの経営者としての才覚によるものと勘違いし、調子に乗って新たな事業を企てる。
新会社を設立し、下層階に既存の教室に加えてホール・レストラン・ショップ等のテナントを、中上層階にマンションを有する、複合施設のプロデュースを企む。
プロジェクトには、第二国立劇場などの設計で世界的に知られる柳澤孝彦氏、プロジェクトマネージメントに現久米設計社長の山田幸夫氏ら錚々たるメンバーを迎えるも、とある事情より見事に撃沈...数億円の損失を被る。
その精算の結果「子供の音楽教室」も三棟の建物の内の一棟を残すのみとなり、同時に「PrimeTime Jazz School」を開設する。
http://jazz-nation.seesaa.net/
50代、一念発起して演奏活動を再開する。
ジャズスクールの生徒を中心に、ハロハロという「ギョインな今ジャズバンド」を結成。
2009年に、千種文化小劇場にて「音楽のエロス1」リサイタルを開催。
http://www.youtube.com/user/HALOHAL025
とある縁から、Ponta Boxの初代ベーシスト水野正敏氏の「MIK3」に参加。
2010年10月には、千種文化小劇場にて「音楽のエロス2」リサイタルを開催、約250名程の動員を得る。
2014年 10月千種文化小劇場にて「音楽のエロス3」リサイタルを開催
同年12月に、水野正敏氏と「エラン・ヴィタール・プロジェクト(E.V.P.)」を結成、ゲストに梅津和時、ヤヒロトモヒロの両氏を迎え、レコーディングを行う。
同CDは2011年3月VEMレーベルより発売となり、ジャズライフにも記事として掲載される。
http://www.amazon.co.jp/Shadows-Elan-Vital-Project/dp/B004QKVMYI/ref=ntt_mus_ep_dpi_1
5月には東京「新宿ピットイン」~横浜「ドルフィー」~名古屋「スターアイズ」~大阪「ミスターケリーズ」において、CD発売「老舗ライブハウスツアー」を敢行!!
〜「ジャズはアドリブ」を問い直すオルタナ的問題作/ジャズライフ 富澤えいち〜
〜ジャズの枠を超えたカラフルな現代感覚のサウンドになっている/JAZZ PAGE〜
同年8月、ハワイ・ホノルルにて「Remembering Rio」コンサートに参加。
何とオスカーピーターソンも弾いたベーゼンドルファーを弾き、思わず感激する。
10月に「音楽のエロス3」を千種文化小劇場にて主宰。
向井滋春氏、久米雅之氏、フランシス・シルバ氏、水野正敏氏、音川英二氏らをゲストに迎える。
2012年より、ヤヒロトモヒロ氏とのデュオ(名称未決定)などをボチボチやる予定であったが、突然の体調不良によりリハビリに専念する事に...「酒とバラの日々」ならぬ「鍼とお灸の日々」を過ごす。
2013年、不屈の精神を以て復活する。
10月に「音楽のエロス4」を開催予定。
現在はヤヒロ氏とのデュオのリハ・ミニライブを重ねつつ、近い将来に世界をマーケットとした独自レーベルの設立する事を計画中
音楽教室も、早いもので来年には開設20周年を迎える為、ハード面及びソフト面全般におけるリノベーションを目指している。