「日野原重明先生(103歳)×宝田明さん(80歳)のダブル講演会~平和といのちこそ」【新老人の会埼玉フォーラム】

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開催日程

2015/02/17(火)13:00 ~ 16:15

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【開催テーマは「平和といのちこそ」】
「新老人の会」では全国で「平和と愛の大切さを子どもたちに伝えること」を使命に活動しており、今回は7年ぶりに、さいたま市で講演会を開催いたします。

オープニングでは「新老人の会」マハロ・フラサークルの優雅なフラダンスをご覧いただきこの活動についての紹介をいたします。
 

日野原先生は「平和といのち」の根底にある「真の愛とゆるしのために」をテーマに、また宝田明さんは満州からの引き上げ経験を通して、平和の大切さをお話しくださいます。

今年は戦後70年。本フォーラムでは一人ひとりのそしてすべての生き物のいのちを大切にする術(すべ)を考えていきたいと思います。

【日野原重明先生のプロフィール】

1911年山口県生まれ。京都帝国大学大学院卒業。一般財団法人聖路加国際メディカルセンター理事長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長。

ターミナル・ケア(末期医療・介護)の充実、「患者参加の医療」を提唱する一方で、医師・看護師の育成、予防医学や健康教育の普及など、現代医療の改善に向けて尽力を続ける。「成人病」にかわる「生活習慣病」という新語の提案者でもある。
 

’54年には、民間病院として初めて聖路加国際病院に人間ドックを開設し、全国への普及を進めた。94年、日本で初めての独立型ホスピスを開設。2000年、75歳以上の元気な老人のために「新老人運動」を提唱し、高齢化社会にあって注目を集める。その一方で、ベストセラー絵本「葉っぱのフレディ」を音楽劇にするなどの活動も行う。05年に、文化勲章を受章。’07年からは、日本ユニセフ協会大使も務める。

 

【宝田明さんのプロフィール】

昭和9年旧満州ハルピン生まれ。日本映画の黄金期である昭和30年代、東宝を代表する二枚目スターであった。昭和40年代以降、ミュージカルを中心とした舞台に活動の場を広げ、ドラマやバラエティなどテレビ出演も増えるようになった。1964年に文部省芸術祭奨励賞、1972年にゴールデンアロー賞、2012年に文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞を受賞。これまで出演した映画は200本を越える。

 

宝田明さんと日野原先生のご縁は,8年前から日野原先生が脚本を書かれたミュージカル「葉っぱのフレディ」に哲学者ルーク役として出演されたことがきっかけで、以降現在までルーク役を演じておられます。2013年7月には宝田さんと日野原先生,そして執筆家の澤地久枝さんと共著で『平和と命こそ(新日本出版社)』を出版されました。この本には,お三方の平和に対する真摯な思いが述べられています。
 

また宝田さんは、戦後12歳で中国のハルビンから引き上げてこられた経験から「戦争は絶対してはいけない」とさまざまな場面で発言されています。この歳になったから自分に正直に,自分の発言に責任を持って伝えていくことがあると考えておられます。埼玉フォーラムではフレディ-ズにもご出演いただき「平和といのちの大切さをどのように子どもたちに伝えていくか」を皆で一緒に考えてみたいと思います。