石橋英子 with もう死んだ人たち [ジム・オルーク・須藤俊明・山本達久・波多野敦子・坂口光央]名古屋 Tokuzo

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開催日程

2014/05/10(土)18:00 ~ 22:00

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石橋英子、シカゴの名門レーベル”DragCity”からの世界デビュー後

初となるオリジナル・アルバムが遂に完成!

全く異なる内容の英語詞/日本語詞で歌われた2枚組の意欲作

「car and freezer」発売記念ツアー 

 

石橋英子 with もう死んだ人たち

[ジム・オルーク・須藤俊明・山本達久・波多野敦子・坂口光央]

石橋英子

茂原市出身の音楽家。いくつかのバンドで活動後、映画音楽の制作をきっかけとして数年前よりソロとしての作品を作り始める。その後、4枚のソロアルバムをリリース。ピアノをメインとしながらドラム、フルート、ヴィブラフォン等も演奏するマルチ・プレイヤー。シンガー・ソングライターであり、セッション・プレイヤー、プロデューサーと、石橋英子の肩書きでジャンルやフィールドを越え、漂いながら活動中。最近では長谷川健一、前野健太、トンチ、オウガ・ユー・アスホールの作品に参加。またソロライブと共に、バンド「石橋英子withもう死んだ人たち(ジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波多野敦子)」としても活発にライブを行う。今秋、キャリア初となるピアノソロアルバムをリリース予定。

 

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【Comment】

’76年のマニエリスムが再び有効になる季節が巡って来るとは思わなかった。だがそれは現実に起こっている。その証拠、それは彼女の優れた新作アルバムを聴いてみれば判る。甘美な迷宮、またはトリック・オブ・ザ・ディテール。

―― 石原洋


石橋さんと小さなクラブで音をだしたとき、自分のあたまのなかにいくつもの音の風景を感じることができた。気づけば僕は40分を超える彼女の即興演奏のなかで踊っていた。それから光栄なことに石橋さんのPVに参加させてもらったりした。いつも僕がおどってみたい音を生み出してくれる石橋英子さんの音の風景をみんなに感じてもらいたい。

―― 熊谷和徳


"a beautiful album. a wonderful collection of well composed and well crafted songs."

―― Christian Fennesz


昔読んだ、キャプテン・ビーフハートのギタリストであるズート・ホーン・ロロの著書に
「俺たちは迂闊にも気づかなかったが、女は『トラウト・マスク・レプリカ』を聴かないんだなー少なくとも非常に少ない」と書いてあった。確かにそんな気はする。
石橋さんは僕がはじめて会った『トラウト・マスク・レプリカ』が大好きな女性。
そんな?石橋さんの作るポップスはさりげなく不思議で美しい。
演奏やアレンジ、サウンドはめちゃくちゃ凝っているのにさらりと聴かせる職人技。
こういうポップスってあまり無い気がする。特に今の日本では。

―― 坂本慎太郎


"Smart & sophisticated Pop music with gorgeous harmonies, beautiful melodies, complex yet memorable arrangements and a voice that makes me feel like she is singing directly to me. Combine all this with great production by Jim O'Rourke and a group of musicians that clearly and deeply understand her music, knowing exactly when,where, and what to play and we have, what is for me, Eiko-san's best album and clearest statement to date. If I could only listen to one Pop album the rest of the year this would definitely be it!"

―― Darin Gray (On Fillmore)


英子さんが、ますます、英子さんになっている感じがしました。願わくば、このままずっとずっと英子さんになっていってください。そして、僕等に魔法をかけ続けてください。そう、彼女は魔女です。それも、かなり高濃度なオモシロ魔女。じゃないとこんなアルバム作れませんよ。

音楽が魔法であって当然だってこと、あらためて感じさせてもらいました。感謝。

―― 竹久 圏(KIRIHITO,GROUP,younGSounds)


英子さんの歌詞の世界には、いつも、たとえこの世が滅んでも捨て身で友を救うというシーンがある気がして、激しく感動します。私も、英子さんの音楽の旅路のどこかで、ひょっこり救われた一人なのかもしれない。前野くんの日本語詞とも、たまにリンクがあるのが面白い。日本語詞は、都会を歩きながら海や森の風景を幻視している女性の一人称的語りで、英詞は、遠くで暮らすもう会えない(会ったことすらない)友人への届かない手紙のように思える。どちらも「そんなつまらない世界ならばぶっ壊してしまえ、そのために私は、この音楽は、どんな力でも貸すから」と言っている。野っ原にうち捨てられた車と冷蔵庫、生命のない古びた物たちに、憤りとともに血が通う。華やかな街の灯りが消え、海が現れる。音楽が都市の姿を塗り替える。

―― 千木良悠子(作家、脚本家、演出家) NEW!!


すごく凝ったアレンジで複雑な曲なのに、そういう感じがまるでなかったようにすーと聞けてしまいました。
何故かすごくポップなアルバムでした。

―― 出戸学 (OGRE YOU ASSHOLE)


石橋英子さんのアルバムは、いつもひそかに「日本のロック」としての音楽表現を一歩ずつ更新している。いつも、新作が出る度に楽しみながらひるみながら聴かせて貰っています。
今回も果敢作だと思いました。

ただ、そろそろ今のチーム(パッケージも)をバラして、全て石橋さんによる完全な「ソロアルバム」を聴いてみたい、ともひそかに思っています。

―― 豊田道倫


人生を通してずっと聴き続けるようなアルバムって、実はほんの数枚しか出会えていなかったりする。
これは、久しぶりに手元に届いたそんな音楽だ。

―― ユザーン
 

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2014年 5/10(土)Tokuzo tel: 052-733-3709

http://www.tokuzo.com   everevo@tokuzo.com

17:00open 18:00start

前売¥2,800 当日¥3,300

ツアー限定CD販売も有り

 

 

最新アルバム「car and freezer」について 


シンガーソングライター、プロデューサー、マルチプレイヤーといくつもの顔を持ち、その振り切れた才能が極めて高い評価を受ける才女、石橋英子。近年だけでもジム・オルークのバンドメンバーを始め、前野健太・OGRE YOU ASSHOLEのアルバムや、七尾旅人の最新シングルに参加。多方面で欠かせないキーパーソンとして、その存在感が日に日に増してきています。数々の経験によって培われた、ソロ・アーティスト石橋英子としての決定盤となる5枚目のオリジナル・アルバムが、この春ついに完成しました。

2013年11月、その前年にリリースした『imitation of life』がシカゴの名門レーベル”DragCity”からもリリースされ、米New York Timesや英Guardianなど海外の主要メディアでも取り上げられるなど、彼女の底知れぬ才能はいよいよ海の向こうでも話題となりました。世界中から多くの期待が高まる中完成した最新作は、彼女が思い巡らすポップ・ミュージックを追求した完成度の高い作品に仕上がっています。最先端且つ、前衛的なアプローチにチャレンジし続け、それが今では考えられないほどの大ヒットとなっていた70年代までのポップ・ミュージック。本作はその時代に産み落とされた素晴らしい作品たちの1つであるかのように煌びやかで、感動的なアルバムとなっています。

全幅の信頼を寄せる、ジム・オルークが本作でもプロデュースを手掛け、鉄壁のアンサンブル「もう死んだ人たち(ジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波多野敦子)」も全面参加。また、本人による英語詞と全く違った解釈で書き上げられた前野健太による日本語詞の、類を見ない2枚組での発売にも注目です。この2枚は詞の内容もさることながら、楽器編成やミックスなども異なっています。さらにメイン・ヴォーカル、コーラスの歌録りにも時間を割き、浮遊感ある歌声が豊潤なサウンドと混ざり合い、予想できないハーモニーを生み出しています。

アートワークは彼女の作品には欠かせない、澁谷征司による撮り下ろし写真を木村豊(Central67)がデザイン。映像的な音の世界がヴィジュアルでも美しく表現された完璧な1枚となっています。

 

引用 http://music.spaceshower.net/news/n-media/20140307_18040927546

 

 

 

石橋英子「car and freezer」 スペシャルインタビュー


プログレッシヴな音楽性と不思議な魅力を放つ歌声で、美しい繭を紡ぐように白昼夢めいた歌の世界を生み出す鬼才、石橋英子。昨年、ドラッグ・シティからアメリカ・デビューを果たし、今年に入ってからはジム・オルーク、山本達久と結成した即興ユニット、カフカ鼾のファーストをリリースするなど、次々と新しい扉を開けてきた彼女が、新作『car and freezer』を完成させた。近年、活動を共にしてきた重要なパートナー、ジム・オルークをプロデューサーに招いた本作は、彼女にとって初の2枚組。しかも、同じ曲を違った内容の歌詞とアレンジで歌うという斬新なコンセプトだ。バックを務めるのはもちろん、もう死んだ人たち(須藤俊明、山本達久、波多野敦子)で、ゲストにはトランペット奏者の類家心平をはじめ、前野健太、U-Zhaan、高岡大祐らが参加。前野は日本語歌詞のすべてを手掛けるなど、石橋にとって新たな挑戦が詰まった本作は、間違いなく彼女の新たな到達点を刻んだマイルストーンというべき傑作だ。


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————今回のアルバムは〈side car〉〈side freezer〉という2枚のディスクで構成されて、同じ曲を違った歌詞とアレンジで歌うというユニークな仕掛けになっています。これは最初から考えていたことだったですか?
「今回はあまり貧乏くさい作品は作りたくないと思っていて。といっても、前の作品が貧乏くさいとは思ってないですよ(笑)。ただ前作は、硬派に物語と音楽の探求みたいなものを全面に押し出したところがあったので、次はシンプルだけど単純ではなく、ミニマルだけどゴージャスなアルバムを作ろうと思っていたんです」
————それってかなり難しいことですよね。そんななかで、〈side car〉の日本語歌詞を前野さんに依頼したのはどうしてですか?
「前野さんの歌詞はすごく日常的で、生きていたら毎日感じていそうなのに、気付かないことを歌っていたりする。そういう小さなものへの視点が、今回自分がやりたいと思っていることにあっているかな、と思ったんです。自分が歌詞を書くよりも、もっと良いものができるんじゃないかって」
————でも歌詞を見ると、いつもの前野さんのテイストと違いますね。
「そうですね。前野さんも結構、苦労したんじゃないかと思います。前野さんが私の故郷の茂原に行きたいって言うので、一緒にに行ったりもしましたし」
————茂原で何をしたんですか?
「ただ二人でずっと歩いてました。何キロ歩いたんだろう、ただ黙々と。時々、前野さんはメモをとったりしてましたね」
続きはこちら
引用:http://1fct.net/archives/7749
 

2014年 5/10(土)Tokuzo tel: 052-733-3709

http://www.tokuzo.com   everevo@tokuzo.com

17:00open 18:00start

前売¥2,800 当日¥3,300

ツアー限定CD販売も有り