『大企業でもリーンスタートアップは適用できるのか?』
◆既存企業向け、リーンスタートアップ勉強会の発足
2011年は、日本でもベンチャー企業を中心として「リーンスタートアップ」の認知が広がりました。
しかし、新規事業を成功させるというテーマは、ベンチャーに限らず、既存企業にとっても大きな課題です。
そして、既存企業においてリーンスタートアップのような考え方やプロセスを導入するには様々な障壁が存在します。
既存文化とのコンフリクト、プロジェクトの承認、事業コンセプトの行き詰まり、要員の選定、モチベーション設計、インセンティブモデルなど、リストアップするとキリがありません。
しかし、製品・サービスライフサイクルの急激な短命化にともない、すべての企業にとってイノベーションの創造は必須命題であり、旧態依然とした新規事業開発ではグローバルに展開される競争では太刀打ちできなくなりました。
そこで、スタートアップに広く採用されているリーンスタートアップの考え方を大企業でも導入することはできないのか、そして、リーンスタートアップの導入で大企業はイノベーションを起こせるのか、などという命題について、企業にお勤めで新規事業開発のご担当者に限定した勉強会を発足することにしました。
同じ悩みを抱えているご担当者様にて、新規事業開発における課題を共有し、どのように結果を出していくかを、継続的に実施していく勉強会です。
既存企業にお勤めの方で、なんらかの形で新規事業開発または新製品開発に従事されている方であれば、業種、職種、職位・職責を問いません。
ただし、なるべく同じ立場や環境における共通課題の勉強会であるため、ご参加頂く方のお勤め企業について、以下の通りとさせて頂きます。
「既存企業」の定義
すでに経営の柱となる「事業」が1つ以上存在すること。
既存事業の遂行とは別に、新規事業または新製品を開発する部門が独立して存在すること。
新規事業または新製品開発を担当する部署内にて、職位により異なる決裁権が設定されていること。
以上の条件を満たす企業の、新規事業開発または新製品開発の現職ご担当者様とさせて頂きます。
第1回目となる3/5(月)は、すでに新規事業開発にリーンスタートアップの考え方を取り入れているNECビッグローブ株式会社より、新事業開発本部の川崎雄史氏をお招きし、ご自身の取り組みについてご披露いただきます。
◆開催概要
開催日(1回目):2012年3月5日(月)
時間:18:45-21:00(21時から会場を移して懇親会開催予定)
場所:渋谷LightningSpot http://lightningspot.com/
参加費用:無料(ただし会場費として当日500円をお願いします)
※会場のLightningSpotが入居するビルは19:00でシャッターが降りてしまいます。
当日は19時までに会場へお入りください。
やむを得ず19時を過ぎる場合には、ビルに到着後にお電話を頂ければお迎えに上がります。当日の電話番号はご参加登録いただきましたみなさまにお知らせいただいます。
◆プログラム概要
18:45:受付開始
19:00:ごあいさつ
19:10:NECビッグローブ株式会社 新事業開発本部 川崎雄史氏ご講演
19:30:質疑応答
19:45:グループ・ディスカッション
20:45:ラップアップセッション(Lean Startup Japan)
21:00:勉強会終了。懇親会へ
◆講師プロフィール
川崎雄史氏
NECビッグローブ株式会社 新事業開発本部
◆募集概要
紹介文中にも記載しましたが、以下のプロフィールに該当する方で構成される勉強会を予定しております。
・すでに経営の柱となる「事業」が1つ以上存在すること。
・既存事業の遂行とは別に、新規事業または新製品を開発する部門が独立して存在すること。
・新規事業または新製品開発を担当する部署内にて、職位により異なる決裁権が設定されていること。
ただし、業種は問いません。
また、ご参加頂く方の職種、職位・職責を問いません。
※本勉強会はぜひ継続的な開催をしたいと考えています。
1ヶ月に一度ほどのペースで、既存企業でのリーンスタートアップについての勉強成果の情報交換ができればと思います。
所属企業を問わない勉強会の開催となり、自社の機密に関する情報などのデリケートなテーマを取り扱います。
他社の新規事業戦略などはもちろんのこと、勉強会で入手した情報については、特に定めのない限り守秘義務を負います。また、勉強会のなかで作成された成果物、著作物は基本的にLean Startup Japanに帰属することとしますが、その利用範囲についてはご参加頂くみなさまにの協議によって判断するものとします。
勉強会の開催継続に向けて、必要に応じて「会則」の設置も検討いたしますので、積極的なご参加をお待ち申し上げます。