グローバルベンチャーを目指す起業家のための起業戦略
~どこに会社を設立するか~
【イベント概要】
ソーシャルメディアとスマートフォンの爆発的普及は、日本の起業家にグローバル・ベンチャーという新たな選択肢を提示した。起業コストの劇的低下とリーンスタートアップコンセプトを背景としたシード資金調達体制の新たな展開は、この新たな選択肢を現実的なものとしつつあるように見える。
グローバル・ベンチャーを選択肢に見据えた場合、マーケット、オペレーション、会社設立地が日本という国から解き放たれる。ビジネスモデルとオペレーションが未確立なスタートアップ企業にとって、最初に判断しなければならないのが「どこに会社を設立するか」である。
巻き戻しが困難な設立準拠法の問題を、事業モデル完成前に解決しなければならない点に、この問題の難しさが潜む。
シリコンバレーと日本のベンチャー実務に精通した米国と日本の弁護士2名が、リーンスタートアップなど最新の実務動向を踏まえて、この難題に挑む。
【スピーカーの紹介】
John Y. Sasaki(カリフォルニア州弁護士及び外国法事務弁護士)
・1991年カリフォルニア大学バークレイ校のロー・スクール卒業(J.D.)
・1997年から2002年までウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ&ロサーティ法律事務所の日本関連案件の実務上のリーダー
・2002年から2006年までモルガン・ルイス&バッキアス外国法事務弁護士事務所(東京)のパートナー弁護士
・2006年に独立して、現在、日本の企業、ベンチャー・キャピタルに対して、ベンチャー・キャピタル・ファイナンシング、M&A、ジョイント・ベンチャー、技術ライセンス、ファンド組成等のクロスボーダーの商取引に関するアドバイスを提供する
弁護士 増島 雅和(日本法およびニューヨーク州法)
・日本を代表する大規模法律事務所である森・濱田松本法律事務所の弁護士
・専門は、国内外の上場・未上場会社のM&A取引と各種ファイナンス取引
・日米のベンチャー実務に10年以上携わる。日本経済の復活のカギは新産業創出による有能な人材の活躍にあるとの信念から、業務外の活動として日本に正しいベンチャーエコシステムを根付かせるための活動を開始。
・10年以上にわたるファイナンスとベンチャー実務の経験を総動員して、あるべきベンチャー実務を解説した情報提供サイト「Startup Innovators(http://startupinnovators.jp/)」を開設するほか、投資家と起業家のニーズをロジックの観点から整合させ、新しいwin-winの関係を築くための提言を続けている。
【コンテンツ】
19:00 自己紹介
19:10 佐々木ジョン氏と増島雅和氏とトークセッション
20:00 質疑応答・次回のリクエスト等
【参加者対象】
・世界を見据えたスタートアップ企業を立ち上げる野望を持つ起業家
・起業を予定しているものの、どこに会社を設立するか悩んでいる起業家
・既に設立しており、今後海外進出を検討している会社の担当者・起業家
※可能な限り多くの方にご参加頂きたいと考えておりますので、キャンセルは3日前までにお願い致します。
突然のキャンセルが目立つ方に関しては、以降の参加をお断りする場合がございます。
起業家の為のコワーキングスペース Samurai Startup Island では、
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