講演会　『神の子を宿す母体の神秘ー自然出産とオキシトシン』

日時：　１１月9日（日）　１３時−１８時

会場：　ホテルプラザ勝川　（愛知県春日井市：０５６８-３６-２３１１）

(JR勝川駅前：名古屋駅から中央線で１７分)

講演１　高橋徳（クリニック徳院長。ウイスコン医科大学名誉教授）

「オキシトシンが母性愛の根源だった」　

過去何万年もの間、すべての哺乳類が種族を維持し繁栄してきたその背景には献身的な母性愛があります。出産時には胎児の体により産道が大きく伸展し、その刺激に反応して、妊婦の視床下部から大量のオキシトシンが放出されます。この脳内に放出されたオキシトシンが出産後の母性行動や母子の愛着形成に極めて重要な役割を果たしています。自然分娩時に大量に放出されるオキシトシンこそが母性愛の根源だったのです。  

プロフィール

関西の病院で消化器外科を専攻した後、渡米。ミシガン大学助手、デユーク大学教授、ウイスコンシン医科大学教授を経て、現在ウイスコンシン医科大学名誉教授。２０１６年名古屋市に『統合医療クリニック徳』をオープン。主な研究テーマは『統合医療』と『オキシトシンの生理作用』。著書『人は愛することで健康になれる』『あなたが選ぶ統合医療』『オキシトシン健康法』など。

 講演２　宮崎ますみ　(日本ヒプノ赤ちゃん協会 代表)　

「神の子を宿す母体の神秘」

出産は単なる生物学的なプロセスではなく、神秘的で神聖な営み。本来女性の身体は、幸せを味わいながら快適に楽に産む潜在出産能力を持っています。美しい地球の未来を担う子どもたちのかけがえのない命の尊厳を守る為にも、今知ってほしいこと。

プロフィール

84年より女優として、舞台・映画・ＴＶ・ラジオなど幅広く活動。1995年結婚を機に米国ロサンゼルスに居住。米国では二児の息子たちを育てながらYOGAに傾倒。帰国後、自身の経験を通じて自然療法、代替療法に関心を深める。2007年よりヒプノセラピストとしての臨床実務と併せて、ホリスティックな医療の探究に取り組む。2023年、蓼科山の山麓に、"真我探求"を中心に据えた場「HOME」を開設。八ヶ岳と南インドを定期的に往復しながら、魂の治癒を行っている。著書「至福へのとびら」「ピュア・バランス」「いつでも自分を変えられる」など。

 休憩・クリスタルボウル演奏

講演３　竹内正人（産婦人科医/ReBirth JAPAN代表)

「自然出産とオキシトシンの可能性―いのちと社会の再生を探る」

少子化の歯止めはかからず、産院、産科の閉鎖が続き、その一方で、硬膜外麻酔分娩（無痛分娩）の選択が拡がる今、自然出産の場を未来へ繋ぐための活動、Rebirth JAPANをスタートさせました。出産本来の力と絆を育むホルモン「オキシトシン」の役割を再考するとともに、自然出産を単なる選択肢としてではなく、未来へと手渡すべき「文化」と位置づけ、いのちと社会の再生を探ってゆきましょう。

プロフィール

“子宮的に生きよう  Accept & Start !”　をテーマに、より優しい「生まれる」「生きる」をめざして地域、国、医療の枠をこえ、さまざまな取り組みを、ゆるやかに展開している。つなぎすと。

座談会（高橋徳・宮崎ますみ・竹内正人） 　

１８時より　懇親会（立食・軽食・飲み物付き　ホテルプラザ勝川）

講演会参加費：5,000円

懇親会参加費：7,000円

後日動画配信：3,000円