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児童養護施設で育った 私の旅の記憶
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■映画『チョコレートケーキと法隆寺』(上映&トーク)
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児童養護施設の子どもたちは、18歳の春を迎えると退所しなければならない。施設で育った監督自身が、家族の問題と向き合い懸命に生きるかつての仲間と会う旅は、封印してきた過去と向かい合う旅でもあった。
(監督:向井啓太、制作:慶応義塾大学 藤田修平研究室/59分/カラー)
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[日時]2017年(平成29年)8月27日(日)
(1)14:00~
(2)15:30~
※上映時間59分。上映終了後、監督向井さんによるお話と、質疑応答、参加者意見交流の時間を設けています。
※17:00から参加者交流会を準備しています。
詳細はお問い合わせください。(連絡先下記)
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[場 所]和泉市立人権文化センター4F視聴覚教室
[参加費]無料
[申 込]
※準備の都合上、事前連絡いただけたら幸いです。
※個人情報を明かしたく場合は、匿名、仮名で連絡してください。
※事前申込なしでの当日参加も可能です。
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[会場]和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)
〒594-0023大阪府和泉市伯太町6-1-20
→JR阪和線「信太山(しのだやま)」駅から200M
→府道大阪和泉泉南線(30号線)沿い
→駐車場有(無料)
http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kenfukukyou/jinken/1317257733138.html
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★映画『チョコレートケーキと法隆寺』
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児童養護施設の子どもは18歳で退所し、自立して一人で生きていかなければならない。施設で育った監督がお互いに助け合って生きてきたかつての仲間を訪ねると、家族の問題に一人で向き合いながら、自立しようと懸命に生きる彼らの姿があった。(M.K.)
養護施設出身当事者によるタブーを越えた勇気あるセルフドキュメンタリー。作者の個人的な問題でありながら「育ちに肉親は必需か」といった人格形成の根元的な問いを鋭く掘り下げる。カメラは一貫して温かな視線を友人や自然や亡き母の故郷に向けるが、その視線に対し「じゃあ、“あなた”は何で生まれたの?」と言い放つ実父の言葉が胸に刺さる。
向井啓太
1991年奈良県生まれ。児童養護施設を退所後、慶応義塾大学藤田修平研究室に所属。施設支援のNPO活動で、認知不足や映画・TVの欠落した視点、批判を恐れる姿勢に疑問を持つ。本作は初の施設出身監督の映画であり、自らの施設の人生と施設の子どもたちのその後を描いた。
イメージフォーラム2016上映時の解説文
http://imageforumfestival.com/2016/archives/1431
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児童養護施設の子どもたちは18歳の春を迎えると退所し、経済的に自立して一人で生きていかなければなりません。5歳から12歳まで施設で育った私は、お互いに助け合って生きてきたかつての仲間を訪ねます。彼らは退所してからも家族の問題に一人で向き合いながら、自立しようと懸命に生きていました。私が生まれ育った奈良県でこの作品を上映できることに意義を感じます。世間の社会的養護への関心が高まってきている今だからこそ、この作品の世界をありふれたものとして、何か感じて頂ければ幸いです。(向井啓太)
なら国際映画祭2016上映時の監督紹介文
http://nara-iff.jp/2016/films/nara-wave/niff4965.html