<背景>思いついたアイデアをサービスとして実現しヒットさせるには様々な協力者が必要になります。
そのアイデアが「どんな人」の「どんな問題」を「どうやって」解決するかということが明確であれば協力者は集まりやすいでしょう。また制作に入る前に、ユーザ体験設計とマネタイズ設計、ビジネスモデルが成立するかの検証を積み重ねておけば不要な遠回りは少ないでしょう。本講座ではこのような一連の問題を「受講生達が協力者」となって、「事業計画の組み立て」にチャレンジしていただきます。
<概要>「新しい市場」と「インターネット」をキーワードとする事業創造の全8回の道場型セミナーです。
講義の流れは「講師による講義」「グループワーク」「プレゼン&フィードバック」の3本仕立て、濃密な3時間をすごしていただきます。座学中心のセミナー、討論中心のワークと違い、アウトプット重視のセッションです。各参加者による毎回の「プレゼン&フィードバック」で現場さながらのPDCAサイクルを回し、事業化の確度をあげていきます。「講義」は着想のヒントに、「グループワーク」は思考の整理に役立つことでしょう。
2ヶ月を通して各受講者が自分のアイデアを「実現可能の事業計画」に落としこむことがゴールです。
近年めまぐるしく変化しているネット関連サービスの潮流をおさえたいといった気軽な受講もウェルカムです。
最終日は、Y-combinatorなどの「Demo Day」にならい、業界のキーマンや卒業生をゲストにお迎えして「事業計画発表会」を行います。この日から新たなビジネス人生がはじまります。
<参考>参加者属性
◆役職
経営者・事業責任者 50%
◆目的
所属先の新規事業 40%
サイドビジネス 30%
経営者・事業責任者 50%
◆目的
所属先の新規事業 40%
サイドビジネス 30%
業界研究 30%
◆業種
受託開発 30%
自社サービス 30%
◆業種
受託開発 30%
自社サービス 30%
ネットサービス以外 40%
(広告、放送、印刷、製造、通信、出版 etc)
◆発案サービスのテーマ
・クラウドトラッキング
・海外からの旅行者
・人力(クラウド代行)市場
・共有経済(シェアサービス)
・iビーコン
・キュレーション
・ライフログ
・地図連動
・育児関連
・ハラル市場
・独居老人問題
・定年退職前後市場
・農業/漁業の流通
・ヘルスケア
・悩み
・政治
etc
<参加者特典>
FaceBookの非公開コミュニティ(IT道場の裏部屋)に招待します。
現役受講生&卒業生限定「熾烈なビジネス戦線での助け合い」を目的としたサロンです。
つまり、もっとも効率の良いビジネス交流会ともいえます。
期をまたがった振替え受講も可能です。
<事業化フォローアップ>
本プログラムを通じて作られた「事業計画」は参加者本人に帰属します。
勤務先に持ち帰る、同期生に託す、アフター5の副業にするなど、
サービスの実現化に際してはサロンを通じて出来る限りのバックアップをいたします。
<受講料>全8回で60,000円(イベレボ上ではシステムの都合上初日のみ登録しております)
<開催場所>山手線内で調整中
<こんな方にオススメです>
・サービスのプロデュース側につきたいエンジニア
・企業の新規事業担当者、広告担当者
・新しいビジネスを考えているIT企業経営者
・自分でも事業アイデアだしてみたいエンジェルやベンチャーキャピタル、銀行マン
・起業準備中の方、いまの会社がつまらなくなった方
・取引相手になめらないよう知識武装したい人材ビジネス関係者
・記事にする側でウズウズしているIT関連メディアの記者、編集者
・異業種からの転職を考えている方
・スマホネイティブな学生
<講師&モデレータ紹介>
Eagle創業者 藤永真至
1999年のi-mode元年からモバイルインターネットビジネスに携わり、2010年に「Apple,Google,Eagle」を合言葉に2度目の起業をはたす。
iPhoneアプリを通算250本開発1200万DL。アプリプログラミングスクールの運営では1000人の受講生を輩出。
2009年に1年限定の伝説講座「モバイル夜間大学」を毎晩開催、3000名を動員。業界内では「隠れたビジネスモデルマニア」と知られる。
いま新規事業として楽譜のCtoC販売ポータル「CloudScore.me」を立ち上げ中。
<飛び入り講師>
業界で活躍する著名人を突発的にお呼びすることがございます。
<第1回>10/1(水)19:00-22:00
●実践講座#1「ユーザー投稿型メディアの勝ちパターン」
ユーザー投稿型メディアの成功の秘訣は、投稿が集まるしくみと、ビジネスモデルにあったUI設計にあるといわれております。そこで、食べログ、価格コム、COOKPAD、WEAR、@コスメ、知恵袋などなど、成功事例を1つずつひもといていき、パターン分析をしていきます。
●グループワーク「自分がハマっているサービスから成功法則をつむぎとる」
<第2回>10/8(水)19:00-22:00
●実践講座#2「CtoCビジネスのカラクリ」
CtoCビジネスは、個人間売買などの所有資産、クラウドソーシングのような役務、レビュー媒体のような経験、という3つのテーマに大別されます。そこで、売買、賃借、共有、受発注、代行、レビュー、Q&A、ノウハウといった
各テーマ毎に代表されるサービス群を見ていき、どのようなビジネスモデルのパターンが考えられるかみていきます。
●グループワーク「ユーザ参加型サービスを着想、企画に落としこむ」
<第3回>10/15(水)19:00-22:00
●実践講座#3「プロとアマの中間市場」
ピクシブやボカロ、ニコニコ動画など、アマチュアでもプロと互角に勝負しマネタイズできる場がインターネットにより可能になりました。そこで各分野においてどんなサービスが勃興しているのか、写真、イラスト、音楽、マンガ、文章、映像、アプリ、手芸品、3D、サービス、アイデア、各分野ごとに代表的なサービスをみていきます。
●グループワーク「既存市場の限界と身近な社会問題」
<第4回>10/22(水)19:00-22:00
●実践講座#4「スマホ時代のビジネス創造」
スマホ時代のビジネス創造はおおよそ「一発屋型」「クラウドポータル型」「ソーシャル型」「都市経済型」「プラットフォーム型」「ソリューション型」にわかれます。それらの成功事例をもとに、自分たちがどこにはるべきか一度整理してみましょう。
●グループワーク「自分の得意領域をみつけ既存サービスをリサーチする」
<第5回>10/29(水)19:00-22:00
●実践講座#5「アプリ企画と設計の極意」
アプリ開発250本の中で数々の失敗経験と少しの成功体験をもつ、日本でも数少ない講師だからこそ知り得る、さまざまなティップスをあますところなくガンガンとマシンガンのようにしゃべりまくります。
●グループワーク「自分のやりたいサービスを複数案あげ絞り込む」
<第6回>11/5(水)19:00-22:00
●ビジネス概論#6「投資家思考で組み立てる事業計画フレームワーク」
ユーザ目線でサービスを設計するように、お金をひっぱるには投資家目線で事業を考えなくてはなりません。今まで数々の投資家からの指南を目の当たりにしてきた経験から、計画時や面談の時に気をつけるべきこと、彼らが必ず聞いてくることや見抜かれることなどを「起業家」目線でお伝えいたします。
●グループワーク「事業アイデアのスケール戦略を練る」
<第7回>11/12(水)19:00-22:00
●ビジネス概論#7「共有経済、そしてエコシステム。銀行か投資家か、広告主かファンか。」
インターネットビジネスでのマネタイズ方法はおおよそ「広告、課金、EC」の3つでしかありません。ところが、広告は「純広告かアドネットワークか」といった簡単な取捨洗濯ではすまず、課金では「Free to Payモデル」と「Subscriptionモデル」以外にもユニーク課金方法が成立しており、ECにおいては、モノだけでなくスキルが対象になったり、売買だけでなく貸借という要素が対象になったりしてますます複雑化しております。そこで重要になってくるのは全体構造からみたブレイクダウンで、マネタイズ手法は手段でしかないという考え方です。
そこで「衣」「食」「住」「音」「旅」「学」「遊」といった産業の現状の「非ネット的な問題点」をあぶりだし、どうやって破壊するか、どこが共有経済で置き換えられるかなど考えていきたいと思います。
●グループワーク「KPIの算出根拠を仮説だてPL表を書いてみる」
<第8回>11/19(水)19:00-22:00
●受講者による事業計画発表会。
●終了後、懇親会。(自由参加、会費別)