「シリアの現状を知ると、日本がわかる。」

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開催日程

2013/07/07(日)14:00 ~ 16:00

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シリアの現状を知ると、日本がわかる。

戦場カメラマン 久保田弘信が見たシリア

 
今、中東のシリアでは、アサド政権率いる政府軍と、民主化を願う反政府軍が凄惨な戦いを繰り広げています。
無差別に、一般市民を殺戮する政府軍。
長く続くシリアの内戦では、ターゲットが兵士から一般市民に移行しつつあり、
学校や病院まで攻撃され、多くの一般市民が犠牲になっています。
 
―自分の血を抜きながら執刀する医師―
―防弾チョッキも無く前線を守る少年―
―150万人の難民―その半数は子ども―
―限界が近づく周辺諸国の難民受け入れ―
 
この過酷な情況は、民主化を願い、平和をのぞむシリアの人々の実態です。
 
「日本は憲法で戦争を明確に反対している国と聞いている。
この戦争を止めるために、なぜ日本は動いてくれないのか?」
 
わたしたちは、この声にどのように答えたらいいのでしょうか。
 
このたびの講演会では、戦火にあえぐシリアに潜入し、苛烈を極める情況を目の当たりにした久保田弘信氏(戦場カメラマン)から、
報道されない本当のシリアをお話いただきます。
 
同じ時を生きているからこそ、シリアを感じることからはじめたいと思います。
ニュースや新聞に質問する気持ちで、お気軽に足を運んでください。
 
久保田弘信講演会実行委員会
 
 
 
 

久保田 弘信photojournalist

職 業:フォトジャーナリスト

出身地:岐阜県

 
大学で物理学を学ぶが、スタジオでのアルバイトをきっかけにカメラマンの道へ。
旅行雑誌の撮影で海外取材をこなすうちに、一人のパキスタン人と出会いパキスタンへ赴く。
パキスタンでアフガニスタン難民を取材したことをきっかけに本格的にジャーナリストとしての仕事を始める。
9・11事件の以前からアフガニスタンを取材、アメリカによる攻撃後、多くのジャーナリストが首都カブールに向かう中、タリバンの本拠地カンダハルを取材。
またパキスタンに流出する難民を取材。難民の子供たちの素顔を捉えた個展を多数開催。
以来、アジア、中東を舞台に取材を続ける。
2003年3月のイラク戦争では攻撃されるバグダッドから戦火の様子を日本のテレビ局にレポートした。
2010年戦場カメラマン渡部陽一氏と共に「笑っていいとも」に出演。
 

主な経歴

 
【写真展】
キャノンサロンにて全国展。 開催地:銀座、札幌、名古屋、福岡
【出演テレビ】
・テレビ朝日「ワイドスクランブル」   イスラマバードから衛星生中継。
アフガニスタンから帰国後、スタジオ生出演。
01‘アフガニスタンの見えない難民を取材、支援したことで、テレビ朝日テレメンタリーに主人公として登場。
ギャラクシー賞受賞。
【イラク関連ニュース 】
TBS「ニュース23」「ベストタイム」「ニュースの森」「サタデーズバット」「ニュースバード」
「ニュース23」アフガニスタンカンダハルの誤爆、クラスター爆弾の被害を報告。
その他、アフガニスタンの現状、イラクの現状について各地で講演活動を展開。
【写真集】
「who?報道されないアフガンの素顔」「空爆の下で 〜ぼくらの知らないイラク戦争」
「僕が見たアフガニスタン 〜Afghan Blue」
【DVD】
「アフガニスタン 〜伝えきれなかった真実」「イラク 〜伝えきれなかった真実」