パリ、東京、京都、名古屋、岐阜、三重などで、1998年から即興をキーワードにジャンルの壁を越えて表現者どうしがゆるやかにつながるアーティストの集合体として機能してきたオービタルリンク。
現在までの参加者は200名以上を数え、舞踏からコンテンポラリー、フランスのシルク(サーカス)アーティスト、HIPHOPまでほぼすべてのジャンルのダンス、演劇、ロックから実験音楽、クラシックまでの音楽、詩人、哲学者までも含んだ、多国籍なアーティストを包括
フランスでオービタルリンクに参加していたスズキケンタローの来日に合わせ
オービタル・パリフォーマット(くじびきによる短い即興集)
に基づいてダンスと音楽のライブを開催!
第二部は、スズキケンタロー、谷山明人によるOtomsのライブ。
そして、最後には、飛び入りアリのセッションタイムも。
フランスで活躍するスズキ氏と彼を取り巻くインプロバイザーと
地元アーティストのスリリングなインプロとOtomsのライブ!
Otoms 新作「The shape of silent fantasy」について
そもそもは、今年の2月辺りに雪が降ったときにノルマンディでの仕事に向かう電車の窓から見えた雪景色が発端なの。
それは片田舎な感じで、平野の先に林があったり、ちょっとした住宅地があったり、それらが遠くまで見渡せたり、ど真ん中を突っ切ったり…って感じなわけ。
それらをボ~っと見つつ、雪が積もった林の中を舞台にした動物や妖精や魔法使いなんかが出てきちゃうようなメルヘンチックな話を想像したりとか…住宅街を舞台にしたオッサン3人組が街角で酔っ払って大騒ぎしてるコミカルな話とか…のようなものを想像してた。
単純にあの林の向こうには何があるんだろう?とかこの街の向こうには何が有るんだろう?どんな人たちがいるんだろう?とかもね。
見えて無い世界や聴こえてない世界に想いを馳せる…って、簡単に言えば想像するって事なんだけど、そういう時間はいつでも特別な内的感覚をあたえてくれるんだよね。
その感覚は、遠くのまだ見たことも聞いたことも無い世界の呼び声のようであり、それによって何らかの「物語の予感」の、ようなものを感じるんだ。
人間て昔からそうやって自分の理解の範疇を越えた事象を捉えてきた様に思うし、それがある種のファンタジーというモノを産んできたのかもなぁ…って思う。
今回はそういう感覚を凝縮させたモノを作りたかったのです。
スズキケンタロー
Otoms web site www.otoms.net
*出演予定しておりましたMeri Nikula(ヴォイス)from フィンランドは
都合により出演できなくなりました。大変申し訳ありません。
スズキケンタロー (Contrabass)
(写真はフランス、パリでのオービタルリンクくじびき即興バトル)
8/4(日)valentine drive tel:052-733-3365
open 18:00 start 19:00 前売り2000円 当日2500円 + order
1部 オービタルリンク日仏くじびき即興対決
音楽
- 大岡英介(ギター)
- 臼井康浩 (ギター)
- 長田康子(サックス)
- 北 学(サックス)
- スズキケンタロー(コントラバス)
- 谷山明人 (ドラム)
- 大谷清文(ピアノ)
- 小野浩輝 (エレクトロニクス)
- Meri Nikula(ヴォイス)from フィンランド *都合により出演できなくなりました。
ダンス
- 中沢レイ(ダンス)
- 橋本知久(ダンス)
- 伊藤晴美(ダンス)
- 加藤おりは(ダンス)
- MIYO(タップ)
2 部 Otomsライブ
Otoms : スズキケンタロー (bass) & 谷山明人 (drums)
お問い合わせ先は
オービタルリンク事務局↓まで!