kawol + 臼井康浩 二人会
『六弦奇譚』
震える弦と、声と、ノイズとで非国籍音楽の在り処を探るkawolが、
インプロ思考法を機軸にオリジナリティ溢れる多彩な即興演奏を繰り広げ、
国内外で活躍するギタリスト臼井康浩と初めてあいまみえる二度とは無い時間。
二本の全く違うギターの音色が激しく共鳴するとき
行き交う車の影が窓外に流れる空間に現れるのは、果たして如何なる風景なのか。
2013年5月8日水曜日
20時開演
於 六本木 VanillaMood
ミュージックチャージ 2000円+ドリンク
東京都港区西麻布1-3-6-1F
tel 03-5770-3843
地下鉄日比谷線「六本木」駅2番出口より徒歩3分 他
http://vanillamood-roppongi.com/top.html
[ kawol / guitar, 臼井康浩 / guitar ]
kawol/
10月7日生まれ。
初めて耳を傾けた「音楽」は短波ラジオを通して聞こえて来たノイズの波。
12才でうたとギターを、14才で作曲を始める。
気がつけば「アラブ古典音楽とその楽器ウード研鑽の為」と称して
1989年チュニジアに降り立ち、そのまま1年程遊学。
(それらを、彼の地の巨匠アリ・スリティ氏に師事する機会を得る。)
色々な出合いの中で、スタジアム、劇場でのコンサート、 国営TV番組等に出演。
帰国後は秋元カヲル名義で様々なアーティスト達とのレコーディング、
コンサート、TVラジオ等のメディア出演にギタリスト、アレンジャー、作詞家として参加。
作曲家として、映画のサウンドトラック等も手がける。
1997年、
自身の活動の器としての 家内制手工業盤インディペンデントレーベル
「PLAKA for EARDRUM」
を立ち上げ、
2000年にはベーシスト越智泰彦氏とユニット
"KOOKS"
結成。
2004年からは、ギターと声を軸にしたソロライヴシリーズ
"kawol`s harmonic motion"
を展開している。
2007年6月、
移動する電車内での演奏という試み
"kawol`s train motion"
を開始。
2008年11月、インターネットストリーミングライヴ
"kawol's live line"
をベッドルームスタジオより配信開始。
2011年2月、
インターネットラジオ放送
"kawol's radio station"
をベッドルームスタジオより配信開始。
あらゆる形式を越境してゆく
寡黙にして強度を持った意志としての「非国籍」音楽。
躓く指に振動する弦、呼気に震える咽喉。ただそれだけの。
何にも拠らず、きちんと座って、ただただ演奏すること。
臼井康浩 (guitar, 作曲、編曲、プロデュース)
名古屋を拠点に年間100本前後のライブを国内外で行う。これまで500人を越える海外アーティストとの共演があり世界中に幅広くネットワークを持っている。ノイズ、音響、身体表現、舞踏、コンテンポラリーダンス、映像作家、書家、朗読、無声映画などと超ジャンルな活動をする異色インプロバイザー。インプロ思考法という即興演奏に対する独自のアプローチ法も発信している。
http://www.usui-yasuhiro.com