六栁庵やそ(唄・三味線) 仙波清彦(小鼓・打ち物)他 Tokuzo ライブ

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開催日程

2013/04/17(水)19:00 ~ 22:00

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「名古屋が誇る三味線奏者 やそさんのラストライブ」

'84年の2月にはじめてやそさんに会い、当時僕が働いていた「オープンハウス」という店に、'91年2月の閉店まで7年間、ほぼ毎月出演して貰った。そこから現在の「得三」まで、やそさんに替わる人材は、断じていない。江戸から続く日本の古典大衆芸である三味線に、今の人達の中で息をさせその魅力を伝えるという作業は、実はやそさんの人間そのものを、三味線を通じて剥き出しにするということであったように思う。現代性は、常にやそさんの内側に有った。「オープンハウス」から「TOKUZO」まで、29年間に及ぶライブのラストアクトでは、仙波清彦さんを迎え、しっかりとやそ流の古典を耳の奥にねじ込んでおきたいと思う。(Tokuzo森田)

 

4/17(水)

~やそ's Tokuzo Last Act~

「丁々発止~其の弐~」

庵やそ(唄・三味線) 

仙波清彦(小鼓・打ち物)

梅屋巴(大皷)

山田貴之(大皷)

福原百貴(笛)

杵屋喜鶴(三味線)

特別出演:杵屋彌十郎(唄)

18:00open 19:00start

前売¥3,900 当日¥4,300

 

 

六柳庵やそ Rikuryuan Yaso 
 
江戸・幕末から続く邦楽・邦舞師の家に生まれる。
東京芸術大学・邦楽科を卒業し、長唄の三味線弾きとして研鑽を積む。 その後、20年余り、舞踏やフラメンコ・創作オペラ・人形劇などとの創作競演を重ね、 三味線音楽の新たな芸域を開拓する。
現在は《新作の弾き語り独演会》や、 《寄席スタイルのトーク・ライブ》でソロ活動を展開している。
 
[主な演目]
人形芝居「雪をんな」(丹下進演出)など
ひとり語り「百年戦争」(能勢紘也演出)など
[CD出版]
「やそすけでござる」
「myriadia」
「ぺんぺん寄席」
[放送暦]
NHK-TV「邦楽百選」・NHK-FM「今日の邦楽」など
[受賞暦]
'84名古屋都市文化奨励賞
'99(社)日本演劇興行協会奨励賞
'01カンヌ国際映画祭ウェブフィルム部門グランプリ作品「藪の中」音楽担当
[出身地]
群馬県桐生市
 
 
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仙波清彦 Kiyohiko Semba

1954年、邦楽囃子方仙波流家元、仙波宏祐の長男として東京に生まれる。3歳の頃より父に師事し、小鼓や太鼓など日本伝統打楽器を学ぶ。東京芸大邦楽科卒業後、The SQUAREに参加。以降、洋楽・邦楽の分野を問わず国内外で多彩な活動を行う。現在は、SEMBA SONIC SPEARなどで活躍中。9月には、愛知万博「“森の中のパレード”音楽が踊る、ダンスが聴こえる」にてHANIWA EXPOのリーダー兼音楽監督を務める。
 
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