世界遺産アンコールワットのある都市、カンボジアのシェムリアップで自らが建設する学校に住み込みながら現地の子どもたちに日本語を教える女性がいます。
その女性は鬼一二三先生。
近隣の子どもたちだけではなく、時には数百キロ離れたところからやってくる子どもを住み込みで受け入れて母親のように四六時中世話をする鬼先生。
難易度の高い日本語を楽しみながら習得してもらおうと、時にはエッチな話も盛り込みながら楽しく進める授業は独特。
今回のイベントの主催者であるわたくし根本は、2013年に落語家の鈴々舎馬るこさんとタイ、カンボジアで行った落語ツアーで、この学校を訪れ、鬼先生に出会いました。
その落語会に集まったのは、現地の日本人ではなく、日本語を学ぶその学校の生徒達。日本語勉強中の子どもたち相手なので、落語そのものというよりは、落語を通して日本語や日本の文化に触れてもらうワークショップに切り替えて盛り上がりました。
鬼先生の日本語教育に対する熱意や子どもたちに対する熱い思いに感銘を受け、今年2月に再び学校に行ってきました。その時に、7月に日本に帰国するという話を聞いて、是非鬼先生の話を日本の皆さんに聞いて欲しいと思ったのです。
今回はご縁のあった落語家の鈴々舎馬るこさんにもゲスト参加していただき、落語とトークライブで楽しい時間を過ごしていただければと思います。
【開催概要】
開催日:2016年7月25日(月)19:00~21:00(開場18:45)
会 場:セミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室
(東京都中央区新川1-3-4 PAビル3F)
料 金:前売2,500円、当日3,000円
内 容:
☆落語 鈴々舎馬るこ
☆講演 鬼一二三「カンボジアでの日本語教育」
☆トークライブ 鬼一二三+鈴々舎馬るこ+根本泰成
☆鈴々舎馬るこカンボジアマル秘映像
※構成は予告なく変更になることがあります。
☆出演者紹介
鬼一二三
1964年、東京都杉並区生まれ。85年、東京都立立川短期大学(現 首都大学東京)家政学科を卒業し、富士通(株)に入社。91年、同社退職後、95年までケニア共和国に在住。92年からは、通信教育の玉川大学文学部教育 学科に編入。以後、同大学ほか、さまざまな通信教育機関で日本語教師、教育関係に関する学習、研究を継続して行なう。95年、カンボジア王国シェムリアッ プ州で「一二三日本語教室」「123図書館」を開始。98年、「アンコール日本文化交流会」を発足。2001年、「一二三日本語教室」「123図書館」に 秋篠宮殿下夫妻がご訪問、その様子は「皇室日記」(日本テレビ)で放映される。
07年、「アンコールワット日本語教師会」設立。以降、同役員として、月例会会場提供、首都プノンペンから日本語教育専門家を招聘し、「日本語教育セミ ナー」を企画・実施。「NPO法人アンコールワット日本文化交流会」を東京都の認証を受けて設立、理事長に就任。08年、「アンコール日本人会」発足と同 時に以降3年にわたり役員を拝命。「アンコール補習授業校」開校と同時に運営委員を拝命する。マスコミによる紹介歴、著書も多数。
http://www.ijci.net/p/blog-page_86.html
鈴々舎馬るこ
2003年5月鈴々舎馬風に入門
2003年6月馬るこ で楽屋入り
2006年5月二つ目昇進
2006年11月松竹主催、六代目柳家小さん襲名披露全国ツアーに参加 京都南座、新橋演舞場など20都市27公園に出演
2010年2月初監督DVD「落語いいとこ撮り!」発売(らくご社)
2010年3月第9回さがみはら若手落語家選手権優勝
2010年6月第2弾監督DVD「あした順子ひろし『米寿漫才』」発売(らくご社)
2017年3月真打昇進予定