▼イベント概要
テクノロジーが革命的に進展する時代には、究極的な社会保障が必要である。
2045年のシンギュラリティ※を見据えて、成長戦略と社会保障を両輪（セット）で考える。
誰もがよりクリエイティブでココロ躍る時間＝ワレラの時代を生きるために私たちは今何をしなければならないのか。
汎用人工知能（AGI）を含むロボットテクノロジーが2045年に人智を超える一里塚であるなら、同様に2045年がすべての国民に無条件で現金を支給するベーシックインカム（BI）導入の一里塚にならないか。
海外の最新動向や国内現状認識と併せ、ロボットテクノロジーの劇的進展とベーシックインカム導入の道筋を多様な参加者と共に考えていきたい。
※シンギュラリティの実現は2030年前後とも言われている
▼登壇者紹介
小林 賢一 Kenichi Kobayashi
株式会社ロボットメディア 代表取締役 / 認定NPO法人ロボティック普及促進センター 理事長
ロボット保険サービス 代表（2012～）、日本ロボットビジネス体系講座主宰（2014～）、かわさき・神奈川ロボットビジネス協議会 事務局長（2011～2015）。ロボット実証実験実行委員会 委員長（2011～2014）。介護・医療分野ロボット普及推進委員会 委員(2010～2012) など。
山森 亮 Toru Yamamori
同志社大学経済学部 教授 / Basic Income Earth Network 理事
2014 Basic Income Studies Best Essay Prize受賞。関連図書に『ベーシックインカム入門』（光文社新書）、『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシックインカムか』（橘木俊詔との共著、人文書院）、Basic Income in Japan (Y. Vanderborghtとの共編、Palgrave Macmillan) 他。
▼タイムスケジュール
【18:55-19:00】 サムライインキュベートより挨拶
【19:00-19:45】 ロボティック・ワークスタイル・オペレーション
～ロボットとの協働により変容する職場・雇用環境～
好むと好まざるにかかわらず、AIを含むロボットテクノロジーの進展により、あらゆる分野、業種で劇的な変化が進行している。職場や雇用環境は変容し、労働に対する価値観の転換が起こりつつある。単純でツライ仕事はロボット等による自動化が進み、ヒトはより付加価値の高い業務に従事していくことになるのか。果たして、オペレーションを担う主体は今後ヒトから機械へと変わっていくのか。誰もがよりクリエイティブでココロ躍る時間を生きる「ワレラの時代」について考えていきたい。
【19:45-20:30】 ベーシックインカム：ケインズの予言・人工知能・ヨーロッパの運動の現在
今から８０年以上も前に、経済学者のジョン・メイナード・ケインズは、技術革新によって社会にとって必要な労働の総量が減り、失業者が増大すると予言した（「技術的失業」）。しかしケインズにとって、それは嘆かわしいことではなく、私たちが糊口をしのぐための労働から解放されて、真に自由に生きることができることになる福音なのだとバラ色に描いてみせた。人工知能やシンギュラリティをめぐる最近の論調は、このケインズの予言を思いおこさせる。ヨーロッパなどのベーシックインカムをめぐる新しい動きを手掛かりに、ケインズの予言について共に考えたい。
【20:30-21:00】 参加者を交えての討論
・BI最新海外動向
～オランダ、スイス、フィンランド、カナダ、アメリカなど～
・国内の現状
～経済団体、科学技術振興団体、政党の動向等～
・BI導入のためのロードマップ
・BI導入のためのアイディアソン など
【21:00-22:00】 懇親会
＊会場都合により若干の変更が生じる可能性がございます。ご了承ください。
▼参加対象者
・AGIを含むロボットテクノロジーに興味がある方
・ベーシックインカムに興味がある方
・AGI、BI共に興味がある方
・これから起業を考えている方
・新規事業で想い、悩んでいる方
・よりクリエイティブな人生を送りたい方
・フレンドリーな話が好きな方
・登壇者に興味がある方
▼参加費(懇親会含む)
▼会場
住所：東京都品川区東品川2-2-28 タチバナビル2F
ウッドデッキから入り、左手すぐの階段扉横にある、
インターホンを押していただければスタッフが解錠いたします。
尚、エレベーターは2階に止まりませんので、
こちらはご使用にならず、階段にて2階までお上がりください。